2009年03月04日

タイ料理の食べ方

 ということで4日間のサメット島滞在を終えてバンコクに戻ってきました。後半の2日間は天気が悪かったのですが、何もしないでダラダラするのが私の目標だったので没問題でした。昼間からビールを飲み、デッキチェアに寝転がって音楽を聴いたり本を読んだりしてました。

 んで、今日は9年ぶりにアユタヤに行ってきました。バンコクにならまだ何週間でもいれそうですが、いい加減そろそろ動き出さないといけないので、明日こそカンボジアに向かう予定。

 さて、本題。タイ人も箸を使います。ただし、タイ人が箸を使うのは麺類や鍋を食べるときだけです。基本はフォークとスプーン。ナイフは使わない。しかも、フォークとスプーンの両方を同時に使うのがポイント。左手でフォーク、右手でスプーンを持ち、フォークでご飯やおかずをかき集めて右手のスプーンに載せて食べる。これがタイ料理の正しい食べ方。昔は手で食べていたらしいですが、ある時タイの国王が「手で食べるなんて野蛮なのでやめなさい」と言い出してフォークとスプーンを使うようになったとかどうとか。

 という話をとあるショッピングセンターのフードコートでバンコク在住のmizuさんとしていたら、mizuさんが「タイ人はスパゲッティはどうやって食べるか知ってる?」と言い出しました。と、ちょうどその時タイミング良く隣に座ったいたタイ人がスパゲッティを食べていました。それを見るとやはり左手でフォーク、右手でスプーンというタイの基本スタイル。そして、左手で難しそうにスパゲッティをフォークに巻き、それを右のスプーンに移してスプーンを口に持っていって食べる。左右を持ち換えれば楽だと思うんですけど、それは絶対にしない。あくまでも自分のスタイルを貫く。それがタイ流。思わず笑っちゃいました。

 ちなみに、沢木幸太郎はかの「深夜特急」の中で「お茶」という単語がCで始まるか(茶、チャイなど)、Tで始まるか(ティー、テなど)でアジアとヨーロッパが分かれると言いましたがそれは大きな誤り。彼は東欧に行かなかったので知らなかったみたいですが、スラブ語圏ではお茶は「チャイ」です。

 私の持論を述べるなら、アジアとヨーロッパを分ける一つの指標は食事にナイフを使うかどうか。中央アジア、南アジア、東南アジア、コーカサス、中東、全ての地域でスプーンとフォークは使いますが、基本的にナイフは使いません。それがボスポラス海峡を越えてギリシャやブルガリアに入るとレストランでナイフが出てきます。恐らく、昔からカトラリーを使っていたか、元々は手で食事をしていて近代になってからカトラリーがもたらされたかの違いだと思いますが。

 ついでに、もう一つの指標は美しいとされる女の人の肌の色。これも東アジアや東南アジアからトルコまでは色の白い人が美人とされますが、これがヨーロッパに入ると逆になるんですよね。ラテン系の美女がもてはやされ、スーパーモデルがこぞって小麦色の肌にしていることからもわかります。金髪で真っ白な肌の美女が多いウクライナやロシアにまで日焼けサロンが氾濫している現実は我々には理解に苦しみますが・・・。

 ちなみに、サメット島でもこれが顕著で、欧米人の女性はここぞとばかりに肌を焼いているのに、タイ人や日本人の女性は日焼け止めを塗り、長袖を着ていました。非常に対照的でしたね。こーいう文化の違いって面白いですよね。

Photos of Bangkok

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 とあるお寺に張ってあったポスター。どうやら寺で仏像を売っているらしく、その一覧表が値段つきで載っています。高ければ高いほどご利益があるとかそんなうたい文句で売っているんでしょうね。


 そのお寺のお堂でお経を読んでいる坊さんたち。日本やチベットの読経と比べるとかなり地味です。新米の若い坊さんはまだお経を覚えていないようで、経文を見ながらお経を唱えていました。(monks' prayer)

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 夜の空き地で見かけた怪しい集団・・・。思いっきり手ブレしたので写真じゃわからないかもしれませんが、実は単なる野外マッサージ屋です。国立博物館前の広場で何か政治的な集会っぽいのをやっていたんですが、周囲は週末恒例の蚤の市が立ち、空いたスペースではこんな風に敷物を敷いてマッサージをやっている人たちまでいました。いかにもタイらしい光景で面白かったです。(want some outdoor Thai massage?)

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 これも上と同じ場所で見た屋台。料理名は知らないのですが、ムール貝ともやしを小麦粉の生地と卵と一緒に炒めたものでタイでは時々見かけます。私の大好物。ビールに合います。(food stand)

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 屋台や露店が立ち並ぶ歩道。下町の風景っぽいですけど、これって実はバンコクで一番栄えていて一番おしゃれなエリアにある伊勢丹の前なんですよね。巨大なデパート群の前に屋台が並んでいるって光景は他の国ではまずない珍しい光景です。近代化された都市から屋台は排除されるのが世の常なんですけど、タイでは何故か今でも共存しているんですよね。そこがタイの一番の魅力だと思います。 (footpaths of Bangkok are ocuppied by street venders and food stands)

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 その伊勢丹の前でやっていたイベント。きれいなお姉さんを揃えてなんかやってたみたいですが、個人的にはステージ上にいた女の子よりも普通に街を歩いている女の子の方がかわいいと思いましたね。なんつーか、みんな何か違うんですよねぇ・・・。(beauty queen?)

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 夜のカオサンロード。通りを屋台が埋め尽くし、路上にはバーが椅子を並べ、世界各国から集まった数千人の旅行者が闊歩する街。前にも書いたように、昔と変わったのタイ人の若者の姿も多く見かけることと、ロシア語をよく耳にすること。今私がいるネットカフェでも後ろの席にロシア人が座ってます。(Khaosan road, a tourist paradise if you like it)

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 おっちゃんそれじゃあ前見えないだろう・・・っていうバイク。本当にこのまま運転してました。(motorbike)

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 デパートでやっていた子供向け番組か何かのステージ。「こーいう晴れ舞台では小さな女の子でもどぎつい真っ赤な口紅で化粧するのがタイ式」ってのをどっかで読んだんですが本当でした。(kids TV show?)

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 名門タマサート大学の学食。フードコートのように色んな料理を出す店のカウンターが並んでいます。味もそこそこで値段もお手ごろ。部外者も利用できるので、女子大生の観察も兼ねて私も時々利用してます。(cafeteria at Thammasat university)

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 私がよくご飯を食べるのはこの辺の屋台。カオサンのすぐ近くなのでたまに旅行者も食べていますが、基本的には客はタイ人ばかりです。近くのコンビニで買ったビール持参で行くのが私の日課(屋台は酒を出さないところが多いがマイドリンクの持込は自由)。(This is where I usually eat)

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 カーウ・ソーイというチェンマイの料理。バンコク在住の知人mizuさんに薦められて食べに行ってきました。いわゆるイエローカレーに中国で言うところの面条のような平べったくて薄い麺が入ってます。かなり美味。(Thai noodle)

2009年02月28日

サメット島

 「バンコクに3日ぐらいいて、それからカンボジア、ベトナム、中国を1ヶ月ぐらいで抜けて日本へ」というのがバンコクの空港に下り立ったときの予定だったのですが、結局バンコクには8日間もいてしまいました。そして、何を血迷ったかバンコクの南東にあるサメット島というリゾートに来てしまいました。それも男一人で。何を考えているんだか・・・。

 ということで、今後の予定が大幅に変わりそうなのです。ただ、4月4日か11日の新鑑真号に乗るという予定だけは変えたくないので、ルートを変更しなければいけなさそうです。どうしよっかなぁ・・・。

 さてサッメト島ですが、バンコクからバスで3時間+船で30分ほどの島。バンコクからそう遠くないので週末は人でいっぱい。物価はめっちゃ高くてバンコクの2倍近い。でも、なぜかビールだけはそれほど高くない。よくわかんないです。

 昨日着いてとりえあず北の大きなビーチの近くにある宿を確保し、原チャを借りて島を回ってきました。レストランやパブが並ぶ北側を離れて南に行けば行くほど人が少なくなり、小さなビーチとバンガローが点在するだけです。かなり静かでいい感じ。泊まるならこの辺だろうってことで宿をいくつか当たってみたのですが、週末なのでどこも満室。最後にやっと一軒明日なら多分空くだろうというところを見つけました。

 バンコクで1泊190Bの宿に泊まっていた身にはファン付きのバンガローで一泊700Bというのは高いのですが、まぁこの際なので徹底的にリラックスしてやろうってことで承諾。これまで苦しい旅を続けてきた自分へのご褒美ってことで。

 ということで、これからそっちの宿に移動して、2,3日のんびりする予定です。

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 ビーチにある変な像。タイ風人魚姫?

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 白い砂がきれいなビーチを歩くフルーツ売りのおばちゃん。

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 これが私がこれから行くAo Thianというビーチ。この奥と後ろ側に小さな砂浜があります。人気がなく静かで良さそうな所です。バンガローがの目の前に海があるというのも私的には高ポイント。今私がいる北の方は宿がビーチから少し離れているんですよね。

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 海の上に建っている家。ホテルとして使われているみたいです。

2009年02月26日

タイで追っかけ

 ということで11年ぶりに再会したバンコク在住の友人に連れられてZEALというバンドの追っかけをしてきました。彼女の追っかけ仲間のタイ人は19歳の女子大生から43歳の独身貴族(?)と年齢層は幅広いですが、みんなZEALが好きという点では共通していて、ZEALにかける情熱はすごいものがありました。そんな追っかけ仲間やバンドのメンバーやスタッフと普通にタイ語で会話してる彼女を私は尊敬のまなざしで見つめていました。

 まず昨日はバンコク郊外のパブでのライブ。店内には90年前後の日本を思い出させるファッションに身を固めた女の子たちが多く、なんとも懐かしい気分になりましたね。

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 「タワー」と呼ばれるらしいビール。これで4L。ライブといってもチケットを売り出す店はタイでは少ないらしく、たいていの店では入場料代わりにこのタワーやウイスキーを1本注文しなければいけないとか。中心部は空洞になって氷が入っているので見かけほど多くはないです。ちなみに、この冷えたビールにさらに氷を入れて飲むのがタイ式。氷で薄くなったビールを飲むのはちょっと違和感ありますけど、慣れたら飲めないことはないです。

 周りのタイ人を観察してみると、こーいう店に来ても飲めない女の子も多いようで、ウイスキーのボトルを頼んだけどほとんど飲んでないってグループも多かったです。若い女の子がお酒を飲むってのはそれほど一般的でない模様。

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 前座のバンド。男女のツインボーカルでしたが、ぶっちゃけ男は要らないと思いました。ドラマーは悪くなかったけど全体的にアマチュアレベル。スカっぽい曲を何曲かやったと思ったら、突然HR調の曲になったりとイマイチ方向性も分からない。でもこーいうのも嫌いじゃないかな。

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 これが本命のZEAL。さすがに場数をこなしているだけあって演奏は上手かったです。Mr. Bigや90年代の日本のバンドなんかが好きなんだろうなぁと思いましたが、でも基本的には「タイ・ロック」としか形容のしようのないストレートなロックでしたね。普通にカッコいいと思います。メロディアスでタイ語の歌詞が映えるパワーバラードもGoodです。

 ライブ終了後にはメンバー一人一人と写真を撮ってもらいました。聞いていた通りみんな気さくでフレンドリーで良い人たちでしたね。

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 ギタリストと記念写真。私の友人のお気に入りは彼らしい・・・。

 そして今日はバンコク中心部のデパート内であった「Pattaya International Music Festival」とやらのイベント。3月末にパタヤであるこの音楽フェスにZEALが出演するので、その告知イベントに出席するZEALを見るために皆さん出動。結構有名人が集まっているのに関係者と一般人の区別がなく、ファンはごく普通にバンドのメンバーと話をしたりしていました。タイのバンドってファンとの距離がすごく近いみたいです。

 イベント終了後ZEALは今夜のアユタヤでのライブのために移動。私たちはそれを見送って食事へ・・・と思ったら、追っかけ仲間たちが急遽アユタヤまで追いかけると言い出して、友人も一緒に走り去っていきましたとさ。私はそこまで付いていけません・・・。つか、アユタヤでライブ観て帰ってきたら、バンコクに戻るのは早朝でっせ。みんな明日も仕事あるんじゃないんですか・・・。

 いやぁ、ホントよくやりますよね。彼女たちのように何かひとつのものに熱中できるってのは本当に羨ましいです。私なんて生まれてこのかた、人でも物でも何かを本気で好きになったことなんてないんで。ファンの女の子たちはみんな本当に生き生きとして楽しそうでした。ホントに羨ましいです。

 
 YouTubeにあったZealのMV。タイ語は読めないし、このPCはヘッドフォンがないので聴いて確認できないのですが、たぶんこの曲は一番新しいアルバムの2曲目に入っているバラード。結構ヒットしたらしいです。

2009年02月23日

11年半ぶりの再会

 どーもです。いい感じに酔っ払ってます。一緒に飲んでいた相手はそんなに酔ってなさそうでしたが、私はかなりいい感じです。今回の旅で一番ハッピーかも。なぜならとても懐かしい人に出会えたから。

 今夜はバンコク在住の古い知人に会ってきました。彼女は私がオーストラリアのアデレードの高校に留学していた時に同じ学校に通っていた人(日本人)。私より一年先に彼女が卒業して以来ずっと連絡は取ってなかったのですが、3年ぐらい前に私がmixiのアデレードのコミュニティに書き込みしたのを彼女が見てメッセージをくれたんですよね。その時にマイミクに入れてお互いの日記はチェックしていたのですが、特に連絡を取り合うこともなく現在に至ってました。

 が、私がバンコクにいることを知った彼女からメッセージが来て、今夜久しぶりに会いました。会うのは実に11年半ぶり。11年以上も会ってない人に会うので実はかなり緊張していたんですが、11年半前と変わらぬ彼女のフレンドリーさと、お酒のおかげでとっても楽しい時間を過ごすことができました。

 そんな彼女はタイ語の勉強のためにバンコクに来ているのですが、タイのZEALというバンドにハマってその追っかけをやってます。そのZEALが明後日バンコク近郊でライブをやるというじゃないですか。それなら観に行かないわけにはいきません。ということで少なくとも明後日まではバンコクにいることになりそうです。今後の予定はまたそれから考えるってことで。んじゃ、まぁそーいうことで。

2009年02月21日

カオサンは嫌い

 ということで3年半ぶり4度目のバンコクです。暑いです。半端じゃない暑さです。外を歩くとすぐに汗だくになります。汗かきで暑いのが苦手な私には辛いです。昼間の暑い時間帯はなるべく外に出ないで宿で昼寝しているんですが、窓のない部屋なので扇風機全開で寝ています。

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 トゥクトゥクのドライバーも昼寝。(It's too hot even a tuk-tuk driver is taking a nap)

 バンコクにある有名なカオサンロードというツーリストのための街に泊まっているのですが、ぶっちゃけ私はカオサンは大嫌いです。とにかく観光客ばかりで、観光客向けのみやげ物屋やレストラン、パブがこのエリア一帯に並んでいます。空港から市バスでここに着いた瞬間「なんじゃこりゃ」って思いました。タイ人の若者も遊びに来ているのが昔とは違いますけど、それでも異様な光景です。

 んで、カオサンや繁華街のスクンビットというエリアには若いタイ人女性を連れた欧米人が多数。どう見ても自分の国ではモテないだろうってやつらばかり。特に中年オヤジ。中にはじじいもいる。この世で一番醜い生き物たち。目にするだけで吐き気がする。

 あと、この辺のレストランで高い金払ってスパゲッティやピザを食ってる欧米人。こいつらバカじゃねぇのかと思う。せっかくこんなメシが旨くて安い国に来ているのに、スパゲッティ食ってる場合じゃないだろう。まぁ彼らの味覚は我々とは違うので仕方ないんでしょうけどね。

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 食材の並んでいる屋台。(food stand with lots of ingredients)

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 屋台の料理。これはバットに並んだ作り置きのおかずをご飯にかけてもらったもの。おかず2種類で25B(70円)ぐらい。(my lunch today)

 まぁ結局あれですね。カオサンはTouristやHoliday makerのための街なんですよね。だからこーなってるわけで。でも、私は常にTravelerでありたいと思っているんですよね。だからここには馴染めないんですわ。9年前に初めて来た時と自分の考え方がずいぶん変わってしまったなぁと実感してます。

 ということで、せっかくタイに来ているのでビーチにも行ってみるかと思いましたが、どーせカオサンみたいなところだろうから行かないことにしました。そもそも、男一人でビーチに行っても何も楽しくないですからね。どっか観光客のほとんどいないところに行きたいんですけど、どっかいいとこないかなぁ・・・。

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 チャオプラヤ川の夕焼け。(Chaopraya river)

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 ワット・ポーにある面白い姿の像。この寺はマッサージ学校があることが有名で、観光客向けのマッサージサービスを受けに行ったんですけど、予想外に高かったのでやめました。昔はもっと安かったと思うんですけどねぇ。マッサージは別の店でやってもらいました。2時間で350B(約900円)。まぁ標準的な値段だと思います。3年半前に来た時は確か300Bぐらいだったと思うんですが。(Statues in Wat-Po)

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 太い麺。鶏ガラだけのシンプルなスープ・・・と思ったら大間違い。(Noodle soup)

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 これで味付け。タイの麺は自分で味付けして食べます。唐辛子や酢、ナンプラーをたっぷり入れて、さらに砂糖を加えるのがポイント。甘すっぱ辛い独特の味ができあがります。(add spices by yourself)

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 うずらの卵をたこ焼き機みたいなので焼いたもの。素朴な味でおいしいです。

2009年02月19日

カタールの日

 ということで本題。イスタンブールから4時間弱のフライトでドーハの首都カタールに着きました。飛行機のタラップを降りて周りを見ると空港職員はインド人や東南アジア人ばっかり。さすがカタール。この国の人口の60%以上が外国人らしい。

 職員は外国人ばかりでも、さすがに入国審査はカタール人(アラビア人)。しかも若い女性ばっかり。中には息を呑むような美女もいる。「ちゃんと女性も社会進出してますよ」ってことを対外的にアピールするためか?(空港と博物館以外では働いているアラブ女性はほとんど見なかった)。私の担当もそんな美女の一人だったんだが、見るからにやる気なさそうだし、めっちゃくちゃ態度悪い。クウェートに留学しているという韓国人が言っていたけど、アラブ人は東南アジアからの出稼ぎ労働者を見下していて、韓国人や日本人も同じように扱うと言っていたけど、これがそーなのか。隣のブースの係員は携帯でおしゃべりしているし、はっきり言って旧ソ連の国以下の態度の悪さ。

 夜中に着いたので空港のベンチで一夜を明かしてから歩いてドーハの街へ出たのですが、ただむやみにだだっ広いだけのつまらない街でした。市内バスもありましたがどれに乗ればいいのかわからず、ただひたすら歩き回りました。アルジャジーラの建物も見に行きたかったのですが、歩いて行くには遠くて断念。(photos of Doha, where I stayed for one night for transit)

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 空港から街へ向かう途中にあった看板。ベニスをドーハに作っちゃったそうです。砂漠の中なので空き地が全て砂地なのが面白かったです。(Ad board on the way to the city)

 そして、ドーハはとにかく車の数が多い。アラブ人はみんな車に乗っているんじゃないかっていうくらい多かったです。そのくせ信号がほとんどなくて、歩行者の渡れるところがない。車線が多い上に歩行者信号がある交差点がまずないので、交差点を反対側まで移動するのに5分ぐらいかかるとこもありました。アメリカなんて目じゃない完璧な車社会ですね。

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 「横断歩道のあるところを渡りましょう」って看板なんですが、この看板の付近2km以内に信号はなかったです・・・。夕方のラッシュ時は片側3車線の道路を車が途切れることなく走っていて、渡ろうとしても渡れませんでした。

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 横断歩道の標識。思いっきりアラブ服を着た人が渡ってます。

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 スーク・ワキーフの中心部。昔からあったバザールらしいけど、新しい建物ばかりだし、全くといっていいほど賑わってなかったです。狭い路地に店と買い物客がひしめき合うチュニジアのスークと比べると話にならないですね。カフェや土産物屋も多く、トランジットで立ち寄ったとおぼしき欧米人観光客が多数いました。短いスカートにTシャツ姿の非常識な女の人も多く、「こいつら何考えてんだ。もう少し考えろよ」と本気で殺意を抱きました。(Souq Waqif, old bazar)

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 スークで見かけたタイプ屋。このネット時代にタイプ屋、しかもパソコンではなくてタイプライターでやってました。ここだけは100年前にタイムスリップしたかのよう。(a typist still using an old typewriter)

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 海の上に建っているイスラム美術博物館。新しい博物館で、イスラム諸国から集めた美術品が多数展示されていました。展示品は豊富だし、内装はきれいだし、ハイテク使いまくりだし、今回の旅で行った美術館・博物館の中では最高レベルでしたね。(Museum of Islamic Art)

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 14世紀だかの人体のスケッチ。貴重なものらしいですよ。とてもそうは見えませんけど。

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 対岸から望むドーハの摩天楼。ドバイほどではないけどかなり力入れているようです。1/4ぐらいのビルはまだ建設中でした。(skyscraper of Doha)

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 イスラム文化センターとかそんな感じの名前の建物。イスラム教を紹介する展示パネルがあり、インド人イスラム教徒のおっちゃんがイスラム教について解説してくれました。イスラム教徒の日本人の職員もいるらしいですが、現在は休暇中だとか。(Islamic Culture Center or something)

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 ドーハの悲劇の舞台アル・アリ・スタジアム。夜に行ったらたまたま試合をやってました。カタール国内リーグでしょうかね。入口に誰もいなかったのでタダで入って観戦してきました。観客は150人ぐらいでガラガラでしたけど、なかなか盛り上がってました。(football stadium)

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 メインスタンドで観戦するアラブのお金持ち。チームのオーナーとかもいるんでしょうね。(crowds...not so many..)

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 ドーハ空港の出発ロビーのモニター。1便を除いて全てカタール航空です。ドーハをハブ空港にしたいみたいだけど、他社がほとんど乗り入れないんじゃあねぇ・・・。行き先はご近所さんの中東諸国とインドやパキスタン、フィリピンなど出稼ぎ労働者の多い国が中心。(departure notice screen, all but one are Qatar Airways)

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 デューティー・フリーくじ。1枚194ドルで当たればベントレーがもらえるそうです。くじは全部で1600枚なので確率は1/1600。年末ジャンボより高確率です。ちなみに、後ろはレクサス。(loto, you can win a Bentley!)

カタール航空は硬い

 ということで無事にタイのバンコクに到着しました。タイについての話はまた後日にして、まずはトランジットで一日滞在したドーハの話を。

 つか、その前にイスタンブールの空港でチェックイン時にひと騒動あったんですよね。フライトの2時間前にカタール航空のカウンターに行ってチェックインしようとしたら「バンコクへからの航空券は持ってますか?」と訊かれたわけですよ。不法な長期滞在を防ぐために建前上タイには片道航空券では入国できないことになっています。でも、普段は入国時に訊かれることはないので別に問題はないわけですよ。そこでバカ正直に「持ってません。でも前にも片道航空券で入ったことあるから大丈夫」と答えたのが失敗。見るからに真面目そうな係員は「例えそうでもチケットがないと駄目です」と繰り返すだけ。マネージャーを呼び出してもらって直接交渉したが、「規則でバンコクからのフライトのチケットを持っていない人は乗せられません。もし乗せたら航空会社に5000ドルの罰金が課せられますので」と事務的な口調で言うだけ。

 どうにもならないので近くのチケットカウンターで「バンコクからのフライトを予約してすぐ後でキャンセルしたいんだけど・・・」と言ってみるがどこも門前払い。5軒回ってやっと80ドル払うならやってあげるという所があった。80ドルは痛い。ならばネットカフェでタイガー航空の格安チケットでも予約して・・・と思ったが、空港にはネットカフェはなかった・・・。万事休す。

 泣きそうになってベンチに座って考えたがフライトの時間は刻々と迫ってくる。必死になって解決策を考えたが、頭の中がパニくって何もいい考えが思いつかず。仕方なく80ドルでトルコ航空のバンコク〜イスタンブールの便を予約してもらい、それの証明書を持ってカタール航空のカウンターへ。それで無事チェックインできました。んで、すぐに帰りのフライトをキャンセル。

 もうね、ホント泣きそうでした。出国審査でパスポートを見せたら係員がいきなり「ヤクザ!」と言ってきて少し心が和みましたけど。ちなみに、これだけ苦労した80ドルも余分に払ったのに、タイ入国時には帰りの航空券のことは何も訊かれず即効でスタンプをもらえました。だから言ったのに・・・。

 あと面白かったのが、私の隣に座っていた若い男。長髪でいかにも若いトルコ人風の服装をしていたし、トルコ語の新聞を読んでいたのでトルコ人だと思っていたのですが、飛行機が離陸するやトイレに向かい、出てきた時は真っ白なアラブ服姿。あっ、アラブ人だったのね。本当はもっと若者らしい格好をしたいんだろうけど、自分の国ではこれを着なきゃいけないのかぁとちょっと同情しました。