2009年04月11日

旅の終わり

 北京に5泊して上海に来ました。今日の昼1時発の船に乗って日本に帰ります。チケットは予約してないけどまあ多分大丈夫でしょう。

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 相変わらずスモッグのひどい上海。私の旅はここで始まりここで終わる。上海では2010年の万博に向けて大再開発が進行中。毎回来る度に街の風景が変わっています。

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 北京から上海に来るのに使った最新型の新幹線。日本の「はやて」をベースにしていたこれまでの車両とは違い完全中国オリジナルの技術で作ったそうですが、見た目はほとんど一緒です。ちなみに、これは世界初の寝台新幹線なんですが、寝台は700元(10000円)以上と劇高。飛行機よりも高いです。そんな高いものに乗れるわけないので座席で来ました。

 さて、北京には2人友達がいたのですが、ちょうど都合の良いことに片方が仕事の時はもう一人が休みという風で、毎日遊び相手がいたので北京を満喫できました。

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 去年の8月に蘭洲で出会った晓博。一緒に大盤鶏を食べに行った時の写真。私と同い年でチャリダーだった彼は旅を終えてから北京に来て友達とイベント関係の会社を興そうと準備しているところ。

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 中国に来る度に会っている素真と行った万里の長城で。左の三人は一緒に車をチャーターした中国人の学生。この素真は北京五輪の時に北京にいて、閉会式の翌日に彼女が働いていた店の前を「閉会式でギターを演奏していた人」が通って、みんなサインをもらったり写真を撮ったりしていたけど、「私は忙しかったし興味ないから外に出なかった」とのこと。彼は「テレビで見たより若そうに見えたおじさん」だったそうです。ジミー・ペイジなのに・・・。

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 これが万里の長城。金山嶺という所から司馬台という所まで長城の上を4時間以上かけて歩いたのですが、この辺はあまり修復されておらずいい雰囲気でした。長城は山の尾根を這うように伸びているので景色が良くなかなか楽しかったです。

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 上海は食い物が旨い!その中でも私が一番好きなのがこれ。生煎という小龍包を焼いたようなもので中は熱々の肉汁いっぱい。
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2009年04月03日

広州夜曲

 3足セットで10元(150円)の靴下を買ったのですが、一日で穴が開きました。さすがメイド・イン・チャイナ。日本で売ってるメイド・イン・チャイナとこっちで売っているメイド・イン・チャイナは質が違います。でも、3足10元ってそんな格安ってわけでもないんですけどねぇ。かつて2足で3元(45円)という靴下を買ったことがありますから。

 ということで広州です。ここには前に来たことあるし、たいして見所もないのですが、ある中国人の友達に会うのが目的で来ました。彼と出会ったのは去年の8月の西寧のユース。彼は私が中国で会った中で、いや私のこれまでの人生で会った中でも屈指の文学青年。前回会った時に彼が読んでいたのはカミュの「シーシュポスの神話」。私が若い頃に挑戦して挫折した本。彼は日本文学やヨーロッパの古典映画にも造詣が深く、好きな音楽はジャズ。会話の中にダンテやらサルトルやらが出てきて、「広く浅く」がモットーの知ったかぶり人間の私にはついていくのが大変です。

 まぁそんな彼と二日続けて会い、飯を食ってビールを飲みまくってきました。彼は北京でコピーライターをやっていたが、都会での生活に価値観を見出せず仕事を辞め半年間中国を旅して回る。それから友人を頼って広州に来たが、また旅に出たいのでお金はいるけど仕事はなかなか見つからないし、そもそもコピーライターとしての仕事自体好きではない、でも親はきちんとした仕事に就けとうるさいし、とまぁ日本の若者と変わらない悩みがあるんですよね。そんな彼と人生に対する悩みや親との問題、これからの夢など結構シリアスな話ができてとても楽しかったです。初日は少し飲みすぎて二日酔い気味でしたが・・・。

 ということで、広州に来た目的は達したので次は別の友達に会うために北京に向かいます。今度は列車で21時間の旅。いやぁホント中国は広いです。そこまでして行くのに、件の友達からは「仕事で忙しいからあまり相手できないかも」というメールが来てました。だいぶ前から行くって言ってあったし、君はそれに合わせて休みを取るって言ってたじゃん・・・。それならもう少し雲南でゆっくりしていたのになぁ・・・。まぁ北京にはもう一人友達がいるので彼に遊んでもらおうっと。

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 彼と一緒に食べに行った湖南料理。右は鶏肉で左はザリガニ。ちょっと良い店なのに料理がボールに入って出てくるのが中国。両方とも辛かったです。彼は辛党が多い江西省出身なのであっさり系の広東料理はあまり好きじゃないとか。

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 広州を流れる珠江。

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 広東風ファーストフード店の並ぶ繁華街。

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 広州名物(?)のファーストフード、牛のモツ煮込み。前回来た時も食べたけどやっぱ旨いです。
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2009年03月31日

中国再び

 ということでルアンパバーンから22時間バスに揺られて昆明にやってきました。しばらくのんびりしたいところですが時間がありません。今日の列車で広州に向かいます。今度は24時間の旅。中国はでかいなぁと改めて痛感しています。

 んで、これから24時間列車に乗るというのにお腹の調子が最悪です。ラオスにいた時からイマイチだったのですが、昨日宿の欧米人たちと火鍋を食いにいって完全にやられました。昨晩はゲリが凄かったし、今も胃がキリキリ痛みます。かなり辛い旅になりそうです・・・。
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2008年09月10日

いよいよスタート

 そんなわけで新疆ウイグル自治区の区都ウルムチに来ております。1週間前にウルムチに来てカザフビザを取得したり、近くのトルファンという町に観光に行ったりしていたのですが、色々と忙しくてネットをする暇がありませんでした。

 西安や敦煌ではシルクロードという感じはしなかったけど、ウイグル人で溢れかえるウルムチまで来ればもう完全にシルクロード。うわさ通りスリが多くすでに4回もバッグを開けられそうになったけど今のところ無事です。同じ宿に泊っている白人のおばさんはカメラをすられたらしいけど。

 さて、そんな新疆に来ていよいよシルクロードの旅が始まったという気分になったと思ったら、トルファンでマンホールにハマりました。人生で二回目のマンホール落ち(前回はチベットで)。今回も余所見をしていてフタの外れたマンホールにハマるというパターン。しかし私は経験者。とっさに片ひざをついて体を支えたので片足がハマっただけで前回のように体がスッポリとハマることはなかった。さすがに2回目にもなると慣れたもんです。近くで遊んでいた子供に見られたのでかなり恥ずかしかったけど。

 んで、さらに悪いことに、シルクロードを西から来た人に話を聞いたところ、今まで無料で簡単に取れたタジキスタンビザが有料になり、さらにインビテーションまで必要になったというではありませんか。確かにタジキスタンには行かなくても中央アジア横断はできるけどせっかくだから行きたいし、その人によればタジキスタンのパミール地方はかなり良かったらしいので・・・。う〜ん、困ったなぁ・・・。

 とりあえず今夜のバスで国境近くの伊寧という町に向い、2、3日中にカザフスタンへ入国する予定。ということでいよいよ横断開始!

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 ウルムチの夜市でケバブを焼くウイグル人。こっちの羊肉はめっちゃ美味いです。夜は屋台でこのケバブを食いながらビールを飲むのがウルムチでの正しい過ごし方。

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 トルファンのウイグル食堂。たいてい前でナンを焼いているのだが、この焼きたてのナンが最高に美味。

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 トルファン郊外の吐峪溝という村。千仏洞が有名らしいが何故か入れず。村の中をブラブラしただけだったけど、いかにもシルクロードのオアシスの村という感じで良かった。

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 西遊記にも出てくる火焔山。孫悟空が牛魔王と芭焦扇をめぐって争った場所。

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 トルファン郊外の交河故城。あまり原形を留めていないけど、街の大きさの規模はよく分かった。

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 閉鎖されて今はただの公園になっている元ウルムチ動物園で見かけた謎のマスコット。他にも動物のいない檻やサル山などあってなかなか風流な公園だった。

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 同じくウルムチで見かけたマクドナルド・・・ではなくて、Madeenaレストラン。Mの文字の下の方が切れているのがマクドナルドとは違いますので誤解なきようお願いします。RestaurantではなくてResturantになっているところは突っ込んでいいですけどね。
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2008年08月31日

敦煌

 二度目の敦煌に来ています。前回来た時は真冬で観光客はまったくおらず、ホテルやみやげ物屋もほとんど閉まっており閑散としていたのですが、今は夏のシーズンなので賑やかで活気もありなかなかいい感じです。莫高窟や鳴砂山といった観光名所は前回行ったので今回はパス。郊外の陽関などは車のチャーター代が高いのでパス。ということで街中をブラブラするだけですが、まぁそれも良いかなと。

 といってもここでは特にやるこもないので、明日の列車に乗ってカザフビザ申請のためにウルムチに向かう予定。いよいよ念願のウイグル自治区入り。楽しみだなぁ。

 そんなわけでタール寺や同仁の写真などを。

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 タール寺の正門兼入場券売り場。ご覧のようにATMが設置されてました。このことからもわかるように完全に観光地化されていてかなり失望しました。一応、ゲルク派6大寺の一つなんですけどね・・・。

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 タール寺に向かうバスの中で出会って一緒に寺を回った学生グループ。片言の中国語と片言の英語で話をしたけど、みんないいやつらで楽しかった。

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 同仁の郊外にあるゴマル・ゴンパのチョルテン(仏塔)の前で。

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 ロンウォ・ゴンパの前で五体投地をするチベット人のおばちゃん。ちなみに、おばちゃんたちが拝んでいる金色の仏像は「民族と文化の融和の象徴」として電力会社や個人(名前から判断すると漢族)の寄付によって建てられたものだそう。そんなものでもありがたそうに拝むチベット人・・・。良くも悪くも彼らは純粋なんだよなぁ・・・。

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 ロンウォ・ゴンパ内にある案内看板。お堂の説明がチベット語と中国語と英語で書かれているのだが、英語版では「オリジナルの建物は文革で破壊された」と書かれているのに、中国語版ではそれが省かれている。もちろん意図的に。他の看板でも文革に関する記述はすべて中国語版ではカットされていた。おそらくチベット語版も同じだと思う。中国政府の芸の細かさに脱帽。

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 センゲション・ゴンパ近くのタンカ絵師の工房。この辺はタンカ製作で有名らしく、完成品はアムドのみならずラサまで送られるとか。

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 センゲション・ゴンパを案内してくれた坊さん。中国語オンリーだったけどまぁまぁ親切でした。
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2008年08月28日

同仁でチベット気分

 そんなわけで青海省の省都、西寧の南180kmほどにある同仁という町に来ています。相方のZ氏のビザ延長のために来た西寧ではついつい長居してしまい結局6日間もいました。西寧の宿の居心地がよかったというのもあるんですが、それ以上に腹の調子が悪くて動くに動けなかったわけです。腹の調子は蘭州からずっと悪くて、かれこれ1週間以上になります。一体何が悪いのか本人にもわからないので困っています・・・。これから西寧に戻って敦煌まで20時間以上かかるバスに乗るつもりだったんですが、この腹の状態ではちょっと厳しいかも・・・。

 さて、ここ同仁には漢族や回族(イスラム教徒)もいますが、ロンウォ・ゴンパという大規模な僧院が存在する町の西の方は完全にチベット人エリア。夏だというのにヤクの毛で作った暑苦しいチベット服を着たチベタンがウロウロしています。ゴンパの前では五体投地を行う人の姿もチラホラ。

 この同仁では今年の2月にチベット人と公安の間で衝突があったそうですが、市内はいたって平穏で公安の姿もほとんど見かけません。ここ2日間で数人の欧米人観光客や漢族観光客を見ましたが、観光化されまくりのタール寺(西寧近くの大僧院)と違ってこの辺のゴンパはいい感じです。ただ、私の外見から中国人観光客だと思われているのか、街の人やゴンパの坊さんの反応がイマイチ・・・。ゴンパを案内してくれた坊さんには北京から来た中国人だと思ったと言われたし。もっと日本人だということをアピールしないといけないのかなぁ・・・。

 写真は後日また時間のある時にアップしますが、同仁の北にあるセンゲション・ゴンパでなんと中国ではご法度なはずのダライ・ラマ14世の写真が飾られているのを見ました。まさかこんなとこでダライ・ラマの写真にお目にかかるとは思っていなかったのでビックリ。案内してくれた坊さんに聞くと、「ダメな時期とOKな時期があって、今はOKな時期なんだ」との答えだったけど、最近ダライ・ラマの政府と中国政府が会談の席を持っていることを反映してなのだろうか?チベットに対する中国政府の締め付けはここ15年ぐらいでかつてないほど厳しくなっているというのに・・・。う〜ん、不思議だ。

 ちなみに、今Wikipediaの「ダライ・ラマ」の項を見ようとしたら案の定アクセス規制がかかっていて見れませんでした。Googleのキャッシュもダメ。でも写真はOKなんですね・・・。
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2008年08月20日

蘭州の夏

 予定通りZ氏と西安で合流し観光もせずに昼間からビールを飲んでダラダラと過ごしておりましたが(兵馬俑は前回来た時に行ったので)、そろそろ動き始めなければいけないということで、西安から一晩列車に乗って西の蘭州という街に来ています。ノービザからのビザ取得を画策しているZ氏は公安が緩いという噂の西寧に直行したのですが、私は蘭州の南にあるチベット仏教ゲルク派(ダライ・ラマの宗派)の6大寺院の一つであるラプラン寺に行きたかったので蘭州で下車。

 蘭州に着いてその足でバスターミナルに行って、ラプラン寺のある夏河という町までのバスのキップを買おうとしたら、典型的中国人(サービスと愛想という言葉を知らない)の窓口のおばちゃんはぶっきらぼうに「身分証」と言い、私のパスポートを見て「外国人はダメ」と言ってパスポートを投げ返して終わり。臨夏(夏河の手前にある町)なら行けるのか?と訊いてもシカト。いやぁ中国人に冷たくあしらわれるのには慣れているけど、ここまで冷たくされたのは久しぶりにですわ。

 もしかしたらダメかもとは思っていたけど、まさかこんなチベット文化圏の端も行かしてくれないとはねぇ。まぁ今年の春のチベット騒動後に中国政府が企画した外国メディアのチベット取材ツアーがラプラン寺を訪れた時に一部の僧侶が外国メディアに駆け寄ってチベットの窮状を訴えたらしいので、そりゃわからない話でもないけど。中国政府の徹底ぶりに改めて感服した次第であります。

 そんなわけで明日の列車で西寧に向かう予定。ラプラン寺に行けなかったし、蘭州で泊まっている宿はサイテーだけど、中国各地で大人気の蘭州拉面の本場とだけあってメシは美味いし、宿で知り合った中国人のチャリダーの兄ちゃんがめっちゃフレンドリーで親切なので少し癒されました。
posted by Tets at 18:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅2:中国編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月15日

成都百景

 成都の街中で撮った写真などを。

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 100円ショップならぬ2元ショップ。2元は約32円。売っているものは安物のアクセサリーなど。チェーン展開しているらしい。

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 リサイクルショップの看板。一見何のことか分からないけど、要は贈答品としてもらった酒や冬虫夏草などの漢方薬を買い取りますってこと。こんな商売があるみたいで、この看板は街中でよく見かける。

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 ポルノ映画館の看板(たぶん)。イマイチそそられるタイトルがないのは中国人と日本人の感性の違いかな?つか、料金表の小庁や大庁はわかるとして、OKって何ですか?

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 街中に氾濫する北京オリンピック絡みのポスターの中で一番笑ったのがとある食堂に貼ってあったこれ。「オリンピック期間中は礼儀正しく食べましょうキャンペーン」(たぶん)。中国人の食事マナーの悪さは有名だけど、まさかこんなものにお目にかかるとは思わなかった。

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 行きつけの包子屋。ここの肉まんや白菜まんはめっちゃ美味い。いつも客足が絶えることがないのも納得。手前の自転車に何かを山積みしたおっちゃんも何げに凄い。

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 これが普段の私の朝御飯。粥に包子を1つか2つ。この包子は韮菜包(ニラまん)なのだが、かつて見たことがないほどでかかった。これで2.5元(40円)。ちなみに、市内バスの料金は一回2元(エアコンなしは1元)。食事が安いのかバスが高いのかどっちなんだろう・・・。

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 四川料理の代表格、麻婆豆腐の元祖「陳麻婆豆腐店」。これはたぶん本店。やたら店構が立派で、短パンにビーチサンダル姿では入りにくかったので駅前にある支店の方に行ってみた。

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 これがその「陳麻婆豆腐店」の麻婆豆腐。真っ赤です。しかし、本当の敵は唐辛子の辛さではなくて山椒。四川料理の特徴は山椒を大量に使うこと。そもそも、麻婆豆腐は四川以外では麻辣豆腐と呼ばれることが多い。「辣」はもちろん辛いという意味。そして、「麻」は麻痺の「麻」。その名の通り辛くて痺れるのが本当の麻婆豆腐。舌が痺れ過ぎて味がよく分からないほど。

 ちなみに、3年前に成都に来た時は二日続けてここの麻婆豆腐を食べたらあまりの辛さに腸と胃がやられました。なので、今回は一回だけにしておきます。

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 代表的な四川料理のひとつである坦坦面。汁気のないのが本当らしいが、汁気たっぷりのを出す店もある。この店のは汁気のないタイプだったが、味はイマイチだった・・・。なるべく客の入っている店を選んで食べているんだけど、たまにハズレがあるんですよね。

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 今回の中国滞在中に食った中で最も辛かったのがこれ。毛肚面。毛肚ってのはたぶんセンマイのことなのだが、スープが半端なく辛かった。この写真ではスープの赤さが伝わらないでしょうけど、見事な麻辣味でもう口から火が出そうなほど辛かった。いや、ホント死ぬかと思いましたよ。食べ終わっても10分間ぐらいは汗が止まらなかったっすもん。

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 これが四川の回鍋肉。これも真っ赤。激辛な上に山椒効きまくりでした。

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 成都の人民公園で「天下一臭」という看板を誇らしげに掲げる臭豆腐屋。臭豆腐ってのは漢字から想像がつくように、醗酵させた豆腐のこと。これを油で揚げて売っているのだが、その臭いの強烈なこと。100m先からでも臭うというくらい臭い。中国在住歴の長い人でもこれだけは食べられないという人が結構いるのだが、実は私の大好物。確かに臭いはきついが慣れるとあの臭いがたまらなくなる。ちなみに、この店の臭豆腐は確かに臭かったけど、天下一かどうかは議論の余地があると思う。

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 成都ではなくて昆明で見かけたバイクの後ろに解体された豚を乗せて走ってたオヤジ。豪快な光景だった。
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2008年08月14日

成都に死す

 成都に戻ってきてから原因不明の頭痛に悩まされています。熱は微熱があるかどうかという程度なのですが、強烈な頭痛と眩暈で何もできません。ここ3日ほどはほとんど外にも出ずに療養に努めているのですが、全く回復の兆しはなし。2年前にインド〜パキスタンで苦しんだ時の症状と全く一緒。黄疸は出ていないので肝炎ではないみたいだし、たぶん過労と栄養不足だとは思うんだけど・・・。

 丹巴までは確かにただの風邪だったんですよね。しかし、丹巴から成都へ戻るバスに乗る前の晩はなぜか全然眠れなくて、体調が悪い所に睡眠時間3時間で朝6時半発のバスに乗り、デコボコでグネグネの山道を走ること12時間。成都に着いたのは夜の7時。これで決定的に体が参ってしまったようで、成都に帰ってきて完全にダウン。

 毎日、紅牛(レッドブル)というチェコのメーカーの健康飲料を二本飲んで、なるべく野菜や肉をがっつり食べるようにしているのだが全く回復しない。前回もどれだけ休んでも回復せず、諦めて放っておいたらいつの間にか回復したのでもう諦めることにしました。日本からやって来る旅仲間のZ氏と西安で合流する約束になっているので、明後日の列車で西安に向かいます。
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2008年08月09日

夢破れて山河あり

 え〜と、またしても中国の壁に阻まれました。丹巴から北のマルカムという町に行こうとしたのですが遭えなく失敗。丹巴ではバスターミナルの真上にある宿に泊まっていて、そこの従業員がマルカムなら外国人も問題なく行けると言っていたので油断していたわけですよ。昨日は夜遅くまでオリンピックの開会式を見たりなんかしてね。入場行進の順番が最後まで分からなかったんですが、中国語表記の画数順だったとはね。今ネットで調べて初めて知った。

 んで、今日の朝バスのキップを買おうとしたら、面倒くさいのか外国人だからか知らないけど、窓口のおばちゃんはキップを売ってくれず。ドライバーから買えと言われたのでドライバーと交渉するも、検問があるから外国人はダメだと言われ乗せてくれず。

 仕方ないのでマルカムへの道の途中にある小金という町まで乗り合いタクシーで移動。途中の検問では身分証チェックがあったが「観光なら問題ない」と言って通してくれました。小金のバスターミナルでは外国人だとはバレずに無事にマルカム行きのキップをゲット。しかし、バスに乗り込む際にドライバーに言われたことが理解できずに外国人だとバレた。「公安が観光なら問題ない」と言ったと主張してもドライバーは乗せてくれず。街中に出てマルカム行きの乗り合いタクシーを探すも、時間帯が悪いのか見つからず。

 仕方がないので諦めてまた丹巴まで帰ってきました。こっちで仲良くなった乗り合いタクシーの運ちゃんに事の顛末を話したら、「おかしいな。そんなはずはないんだけどな。よし、明日俺がマルカム行きの乗り合いタクシーを探してやるよ」と言ってくれたけど、もう疲れたのでアムド方面は諦めて成都に帰ります。

 たぶん乗り合いタクシーを乗り継いで行けば行けないこともないんだろうけど、カタコト以下の私の中国語力ではかなり苦労しそうだし、今の時期にそこまで苦労して行く必要もないかなと。この10日間でどれだけの時間と金を無駄にしたか・・・。体調悪いのに無理してバスに乗ったら途中で強制送還されるし、乗り合いタクシーでは相場が分からずにボラれまくったし。

 ということで明日の朝のバスで成都に帰ります。相変わらず体調不良なので成都で2,3日静養して、それから次の目的地を決めようと思ってます。
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2008年08月08日

世界で最もかっこいい男

 時間があるのでもうひとつネタを。そもそも、私が何故あんなにカムにこだわったかと言いますと(リタンはカムの中心地のひとつ)、ステキなカムパに会いたかったからなんですよね。カムパってのはカム地方の男のことなんですが、私の独断と偏見で世界で一番かっこいい男たちだと思ってます。カムパは細身だが長身で骨格もがっちりしており、チベット人の中でも最も勇敢な男たちだと言われています。チベットが中国に占領された後もネパールに拠点を築いて最後まで武力闘争を続けたのもカムパたちでした。

 伝統的にカムパは長髪を編んで頭の周りに巻くのですが、この辺のカムパの若者は一昔前のキムタクのように真っ黒な長髪を結ばずに垂らして、カウボーイハットを被っていることが多いです。馬の代わりにバイクにまたがり、その黒髪をなびかしてチベット高原を疾走するカムパはホントため息が出るほどかっこいいんですよ。今回も街中や車での移動中に何度もバイクに乗ったかっこいいカムパを見かけましたが、その度に見とれてしまいました。間違いなく彼らは世界で一番かっこいい男たちです。

 ちなみに、チャンスがなかったのでステキなカムパの写真もありません。あしからずご了承下さい。
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癒しの谷、丹巴

 カム地方(チベット東部)は諦めてギャロン・チベット族の住む丹巴(チベット名:ロンダク)という町に来てます。康定では丹巴行きのバスのチケットも売ってくれなかったのですが、康定〜八美〜丹巴と乗り合いワゴンを乗り継いでやって来ました。途中二回ほど検問がありドキドキしたのですが、1回目はノーチェックで、2回目は前に座っていた人だけが身分証をチェックされただけで一番後ろにチベット人に紛れて座っていた私はノーチェックでした。

 さて、この丹巴ですがチベット高原から山をひとつ越えて谷を一気に下ったところにあり非常に暖かいです。ちょうど初夏のようなポカポカ陽気で、康定やシャングリラの寒さにやられて風邪をひいた私にはほど良い気候です。

 そして、ここのチベット人は本当に親切でフレンドリーです。近くの村に行く道を歩いていたら、バイクで通りかかった若者が乗っていけと言って村の入口の吊り橋まで送ってくれたし、吊り橋から村への道で出会ったおじさんは私と連れ添って歩いてくれて私の下手な中国語にも辛抱強く付き合ってくれるし、村に着けばまた別の村人が村の中を案内してくれるわけですよ。村の名物の望楼に金を払って登らせてもらえば、その望楼の持ち主のおばさんが持っていきなさいと言って畑のりんごをたくさんくれるし。

 つかね、郊外の道ですれ違う人に「ニーハオ」と挨拶すれば、みんな笑顔で「ニーハオ」と返してくれるんですよ。もうね、これだけで癒されるんですよ。チベット高原の雨と寒さ、中国人(漢族)の冷たさに疲れた心にはもう最高です。丹巴に来てホントに良かったです。

 しかも、このギャロンの谷は美人の谷として有名なんですよ。本当の美人は成都や九寨溝に出稼ぎに行っているそうですが、それでも町を歩いていると美女をたくさん見かけます。若い人の民族衣装着用率は低いですけど、洋服は着ていても民族衣装の帽子だけは被っているという人は多いです。顔立ちはやや平面的なんですけど、鼻の通ったスラっとした長身の美女が多いです。

 なんてことを書くと写真を見せろと言われそうですが、残念ながら写真は撮ってません。だって、道を歩いている人にいきなり写真撮ってもいいですか?と声をかけるわけにもいかないですもん・・・。もうしばらくギャロン地方にはいるので、チャンスがあれば写真に収めたいとは思っているんですが・・・。

 なんつーか、「風景に溶け込みたい派」の私としては、黙っていれば中国人だと思われる中国ではあまり観光客らしい行動はせずに、目立たないようにひっそりとしていたいんですよね。中国で人の写真を滅多に撮らないのはそーいう理由なわけで・・・。まぁシャイなんでどの国でも人に声をかけて写真を撮るのは苦手なんですが。

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 ギャロン名物の「古石周」(石と周で一つの漢字)が立ち並ぶソクパの村。「古石周」は石造りの望楼で外敵から家を守るために作られたものらしい。今でも人が住んでいる家の上に建っているが、お金を払えば登らせてもらえる。

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 ソクパ村への吊り橋。今はこの車は渡れない橋だけが村への入口だが、来年には新しい橋と道ができると言っていた。
 
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 橋を渡って村へと帰るギャロン・チベット族の女性。

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 村へ行く道ですれ違った親子。挨拶したらニコっと笑って挨拶を返してくれた。

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 登らせてもらった望楼の上から隣の望楼を眺めて。私が登ったのは高さ50mぐらいだが、一番高いのは60m以上あるらしい。

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 登らせてもらった家の子供。本当は美人のお母さんを撮りたかったのだが、頼んだら断れたので・・・。この子が持っているりんごはここの家の畑で取れたもので、他にも梨やブドウを作っていた。

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 ギャロンのもう一つの名物である屋根の隅に角みたいなのが立っている家。この辺にはこんな家がいっぱいある。何故か街中のアパートの上もこんな感じになっている。
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2008年08月06日

四面楚歌

 実はまだ康定にいます。成都から康定までの道は問題なかったわけですよ。康定の入り口で検問があって、乗り込んできた警官に外国人だとバレて一人だけ降ろされた時はビビったけど、「何しに来た?」とか「仕事は何だ?」と聞かれただけで無事釈放。見事康定入りは成功。

 んで、康定の町ではシャングリラ〜稲城〜リタンというルートを抜けてきた日本人に出会って、検問はあったけどパスポート見せたら通してもらえたという話を聞いて勇気百倍。予想通り康定のバスターミナルではリタン行きの切符は「外国人はダメだ」と言われて売ってもらえなかったけど、宿のおばちゃんに頼んで見事にゲット。翌朝6時に起きてリタン行きのミニバスに乗り込んだわけです。

 雨期でぬかるんだ山道を越えること6時間。リタンの手前にある雅江という街の入口で最初の検問が。全員の身分証がチェックされ、私がパスポートを見せるとやはり降りろと言われた。しかし、大丈夫だと聞いてた私は余裕をこいていた。だが、検問の警官は携帯で上司を呼び出し、出てきた若くて真面目そうな警官が非常な宣告。「外国人はリタンに行けない」と。

 いやぁ、もうマジですかって感じですわ。ここまで6時間かけて来たのに、リタンに行けないってどーいうことですか?頼むから行かせてよと泣き落としにかかったけど、真面目そうな警官君は「I'm sorry」と言うだけ。結局、康定に戻るバスに乗せられて強制送還と相成りました。かつて経験したことのないほどの悪路を往復12時間。風邪と疲労でフラフラになって帰ってきましたとさ。

 ということで、これでリタン潜入作戦は終了です。どうやら今年はリタンの競馬祭は中止になってみたいですし、これ以上やっても行けそうにないので。こんなややこしい時期じゃなくて、もっと簡単に旅行できる時にまた来ます。

 んじゃ、代わりに北西に向かって青海省に抜けようかなと思ったら、そっち方面のバスのチケットも売ってくれず。それならば北上して甘粛省へと思ったらそっち方面もダメ。「んじゃどこなら行けるんだ?」と聞いたら、切符売り場のおばちゃんは「成都に帰るしかないわよ」とおっしゃられました。

 ということで、どうしようか思案中。検問がゆるいことを願って甘粛省方面へ向かうか諦めて成都へ引き返すか・・・。もうホントにオリンピックってのはロクなものじゃないですね。あ〜あ、タイミング悪いな時に来たなぁ。
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2008年08月03日

行くぜリタン!

 ということで成都にやってきました。涼しかった昆明と違いこっちは蒸し暑いです。新鑑真号で一緒だった人と宿で再会してちょっと元気が出ました。つか、日本人に会って日本語を話したのも上海以来だし。ただ、2年半前に来た時に食べて中国一美味いと思った包子屋がなくなっていてショックでした。あそこの肉汁たっぷりの肉まんは本当に美味かったのに・・・。

 さて、肝心のチベットエリア入りですが、着いてすぐにバスターミナルに行ってみたら、簡単に明日の康定行きのバスのキップが買えました。「おお、さては私の中国語が完璧だったので中国人だと思われたんだな」と一人で悦に入ってガッツポーズなんぞをしていたわけですが、宿に戻って聞いてみたら「一昨日から外国人にも売るようになったのよ」と言われてガッカリ。なんだ、そーいうことか。

 でも、何はともあれこれで四川省のチベットエリアへは入ることができそうです。康定からリタンに行けるかどうかは分かりませんが、旅行人のBBSに中国人にキップを買ってもらってシャングリラから稲城経由でリタン入りした人が書き込んでいたので、入ってしまえばなんとかなりそうです。

 つーことで、風邪で体調は最悪ですがリタン目指して行ってきます。とりあえず、明日の康定までの8時間のバスの旅に耐えないとな・・・。

P.S.
 まつばらさんとこで面白いのを見つけたので私もやってみた。


visited 52 states (23.1%)
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 赤いところが今までに私が行ったことのある国。52ヶ国行っていてもたったこれだけど。世界は広いなぁ・・・。
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2008年08月02日

玉砕

 え〜あれですわ。香格里拉のバスターミナルではリタンの手前にある稲城や郷城行きのバスのチケットすら売ってくれませんでした。「何故?」と聞いても「外国人はダメだ」の一点張り(というか私の中国語力ではそれ以上難しい質問はできない)。

 ということでリタン潜入作戦はあっさり失敗。中国人に頼んでチケットを買ってもらえばバスに乗れないことはないだろうけど、乗ったところで後がどうなるかわからないので断念しました。旅行人のBBSの情報では今年の5月にリタンに行った人でも公安(警察)に見つかって追い返されたそうなので。

 そんなわけでまた夜行バスに乗って昆明に戻ってきた。ここから成都に出て・・・と思ったのだが、駅の電光掲示板の残席状況は「無」ばかり・・・。硬座(ただの座席)でも良いと思ったが、それすらなくてあるのは「無座」(席なし)のみ。辛うじて夜の列車の軟臥(高い寝台)があったのでそれを買った。中国に来てから交通費に金使い過ぎ。中国の列車事情は昔に比べたらかなり改善されたらしいけど、それでも完全に需要過多。何とかならんのかねぇ。

 成都までは18時間かかるので、明日の午後に成都到着の予定。成都から康定〜リタンというルートを狙ってみますがほぼ確実に無理でしょう。そもそも康定すら行けないんじゃないかなと思う。ダメだったらパンダでも見に行こうかなぁ。前回成都に行った時は動物園でやる気のないパンダを2、3頭見ただけで、もっとたくさんパンダがいるらしいパンダ繁殖センターには行かなかったので。

 つかね、もう完全に風邪ひいちゃいました。昨日、香格里拉でチャリを借りて温泉に入りにいってきたわけですよ。標高3000m以上の高地でチャリを漕ぐこと1時間。フラフラになりながらやっとたどり着いたその温泉がまた素晴らしい場所にあったわけですよ。

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 こんなとこです。私が着いた時はチベット人のおじいさんが一人入っていて、そのおじいさんと一緒にゴミなのか苔なのか湯の華なのか分からない物がいっぱい浮いている温泉につかっていたわけですが、あまりにも気持ち良くてついつい長湯しちゃったわけですよね。素裸で立ち上がって周りの景色を眺めたりしながらね。そりゃ風邪も酷くなるってもんですよ。

おまけ


 香格里拉の広場で踊っていた少数民族たち。色々な民族の人たちが夕方になると集まってきて踊るみたいで、みんな楽しそうに踊っていた。洋服の若者もたくさんいたけど、みんな踊り方を知っていて、どの曲が流れてきても上手く踊っていたのが印象的だった。
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2008年08月01日

シャングリラは寒い!

 標高3280mの香格里拉に来ています。昨日は晴れていて昼間は半袖でも大丈夫だったのですが、夜になると10度近くまで下がってかなり寒かったです。寒い中を薄着でうろついたので相変わらず風邪気味。

 さて、ジェームズ·ヒルトンの「失われた地平線」に出てくる理想郷(シャングリラ)はここだと自称して改名した香格里拉ですが、予想以上に開発されていてちょっとガッカリです。観光地としても、中国人観光客がたくさんいて、彼ら向けにどんどん観光開発が進んでいて、麗江や大理のようになっている。なんじゃこりゃって感じですわ。欧米人観光客も多数。なのに何故か日本人は皆無。北京でもそうだったけど、日本人そんなに中国に来たくないのか?

 そんな風に開発されてしまっている香格里拉の街ですが、チベット人以外にもリス族、ナシ族、イ族、ペー族など様々な少数民族が住んでいて、私のような少数民族フェチにはたまらない。民族衣装を着ているだけでみんな美人に見えるもんね。ん、ってことは私は少数民族フェチではなくて民族衣装フェチなのか?そーいえば、漢族の女の子には全く惹かれないけど、たまにチャイナドレスを着た漢族の女の子を見るとドキっとするもんな。いやいや、この辺の少数民族なら別に普通の洋服を着ていてもきれいだと思うから、やっぱり私は少数民族フェチだ。

 閑話休題。ここからバスを乗り継いでリタンという町に向かい15日まで開催される競馬祭りを見に行くつもりだったのですが、宿の受け付けで聞いたところ、オリンピックが終わるまでは外国人はリタンなどのチベット人エリアには入れないと言われました。リタンに向かった人はみな果たせず引き返してきたとのこと。ただでさえ今年の春のチベット騒乱でオリンピック中の監視が厳しくなっているだけでなく、実は去年の競馬祭りであるチベット人がダライ·ラマの帰還とチベット独立を叫んで当局に拘束され、それに怒ったチベット人と当局が衝突して軍隊が出動する騒ぎになったらしい。そんなわけで本来は外国人に開放されているはずの四川省のチベット人エリアに入れなくなっているみたい。

 どうやら香格里拉とリタンの中間にある稲城という町までは行けそうなので、とりあえずそこまで行ってみます。無理だったら引き返してくるしかないのかなぁ・・・。

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 市場でマツタケやタケノコみたいなのを売っているナシ族(多分)の女性たち。香格里拉はマツタケの産地として有名らしい。屋台で串焼にしたのを売っていたので食べてみた。めっちゃ美味かった。

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 街の南にあるチベット仏教の北鶏寺(チベット名不明)でサンというお香をたいているチベット人家族。

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 街の北にあるスンツェリン·ゴンパ。小ポタラと呼ばれるだけあってなかなか壮観な眺め。ただ、僧房の数はそんなに多くなかった。

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 リス族(多分)の女の子。

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 街で見かけたステキなファーストフード店。麦肯基(McConkey)という名前。ちなみに、中国語でマクドナルドは麦当労で、ケンタッキーは肯コ基。二つ合わせると・・・。
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2008年07月30日

昆明到着!

 ということで今度は列車に乗遅れることもなく、40時間かけて無事に昆明に到着しました。40時間の列車の旅はまあまあ快適だったかな。同じ車内にいたブラジル人のグループがやたら大声で話していたのでうるさかったことと、2日目の夕方にはトレイのタンクの水がなくなってトイレ内が壮絶なことになっていたことを除けばね。あと、カップラーメンも食い飽きた。列車内で一応車内販売はあるんだけど、美味しくない上に少し高いので他の多くの中国人と同じように食事は全てカップめんにしたので。中国のカップめんはあんま美味くないんです。

 さて、昆明は中国の南の端の雲南省の省都なわけですが、標高1900mのところにあるので涼しいです。日本の5月初旬ぐらいの気候で、早朝に着いて街を歩いていたら肌寒かったです。北京からの列車もエアコン効きまくりで寒くて、昆明の朝も寒くてちょっと風邪気味です。これからもっと涼しいところに行くのに今からこれで大丈夫かな。

 ということで今後の予定。今夜の夜行バスで香格里拉(シャングリラ)に向い、そこからリタン、カンディン、ガンゼ、ジェクンドとチベット自治区と雲南省&四川省の境界線に沿って北上して西寧に抜ける予定。西寧からはウイグル自治区を目指してウルムチで知人と合流する予定。

 3年ぶりに来た昆明ですが、たいして観光するところもないので午前中は映画を観に行ってきた。観たのは今月公開されたばかりの「赤壁」。巨額の資金を投じて作られた超大作だけあってまあ見応えはあった。三国志のスターが勢ぞろいだし、三国志好きにはたまらないと思う。でも逆に三国志に興味ない人は面白くないかも。ただ、今公開されているのって第一部なのね。知らなかったよ・・・。よし、これからやっと赤壁の戦いだと思ったら「続く」だもん・・・。ちなみに、関羽や張飛、超雲のルックスもイメージ通りだし、小橋役の人もまあまあ美人だった。ただ、孫尚香だけはイマイチ。まあ孫尚香は三国無双のイメージが強いから仕方ないかな。
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2008年07月28日

やっちゃった

 本当なら今は昆明行きの列車の車内にいるはずなんですが、何故か北京の宿でネットしてます。いやぁまさか列車に乗遅れるとはねぇ。。。

 北京から電車で1時間ぐらいの廊坊という街で無事に素真に会えて、彼女が居候している姉夫婦の家に泊めてもらい、とても親切にしてもらったまでは良かったんですよ。旦那さんとはビールや白酒を飲み交わしたし、1歳半の西西という娘はめっちゃかわいかったし。

 んで、廊坊に二泊して昨日素真と一緒に北京に戻ってきた。素真がオリンピックスタジアムを見に行きたいというので駅に荷物を預けてから行ったわけですよ。3時間あれば行って帰ってこれると思ったのだが、北京西駅からバスで1時間近くかかった。エアコンのない車内の温度は40度の灼熱地獄。さらにバス停から20分歩いてやっと遠くからスタジアムを拝めただけ。

 時間がないので地下鉄に乗って戻ろうと思ったらオリンピックスタジアムの地下鉄駅は何故か閉鎖中(ちなみに何故か地下鉄の北京駅も閉鎖中)。オリンピックまで閉めておくつもりか?バスで別の地下鉄駅に行きそこから地下鉄で北京西駅に向かうが、2回乗り換えないといけない。
直線距離なら10kmぐらいのところを行くのに1時間かかる。わけわかんねぇ。

 仕方がないのでタクシーを使おうと思い途中の駅で降りたが、規制があるのか手を挙げてもタクシーは止まらない。そんなわけでタイムアップ。540元(8000円)の切符がパーになりましたとさ。いやぁもう泣きそうでしたわ。諦めて翌日の列車の切符を買い直して、北京のユースに電話しまくってなんとか宿を見つけ今日に至るわけです。素真の電話番号をなくした時点で嫌な予感はしてたけど、まさかこんなことになるとはねぇ。まぁこれも旅の一部だと思って諦めるしかないですね。

 そんなわけで今日の列車で昆明に向かいます。今日は2時間前に駅に行って待つつもり。ちなみに、昆明までは約40時間かかる。カップラーメンをいっぱい買って乗り込まないとね。

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 素真姉妹と姪の西西。西西はとても人見知りする女の子で、みんなで私を叔叔(おじさん)と呼ばせようとしていたんだけど、なかなか呼んでくれなかった。

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 素真のお姉さんの旦那さんに連れられていったシャワー屋(一般家庭にシャワーはない)で、拔罐と呼ばれるマッサージ(?)をやってもらった跡。拔罐ってのは丸い瓶の中に火を付けた棒を入れて酸素を抜いてそれを皮膚に吸着させるというもの。テレビで見たことはあったが体験するのは初だった。瓶を吸着させる時はちょっと痛いけど、一度付けてしまえばなかなか気持ち良かった。でも、やる前と後で何かが変わったというような気はしない。

 ちなみに、このシャワー屋では垢擦りもしてもらったのだが、口髭を生やしたお兄さんにタマタマの裏まで洗われてしまった。トルコのハマムでは腰に布をまくので股間は触られないんだけどなぁ。。。

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 遠くから眺めただけのオリンピックスタジアム。空が灰色なのは曇っているわけではなくてスモッグ。1年半前に来た時よりもっと空気が悪くなっている気がする。
posted by Tets at 14:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 旅2:中国編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月25日

波乱の幕開け

 そんなわけで無事中国に到着しました。出発前夜に北京にいる友達(以前にここで登場した素真)とチャットしていたら、中国に来るのに北京に来ないってどういうこと!と怒られたので急遽上海から北京に行くことになった以外は計画通り。天候に恵まれて鑑真号の航海は非常に快適だったし、昼に上海に着いてすぐ駅に直行して夜の北京行きの列車の切符も取れたし、もう完ぺきだったわけですよ。

 夕方は鑑真号で一緒だった日本人旅行者6人で火鍋を食べに行ったわけですよ。上海の繁華街にあるめっさオシャレな店でビールをガンガン飲みながら盛り上がったわけですよ。んで、気がついたら列車の時間が。。。慌てて店を飛び出してタクシーを捕まえて駅まで行ったところまでは良かったわけですが、さて電車に乗る前に素真に電話をして。。。と思ったら電話番号をメモった紙がない。たぶん手荷物預り所に預けていたバックパックを引き取った時に引き換え証と一緒に出して落としてしまったと思うんだけど、けっこう酔っていたのでよく思い出せない。。。しかも気がついた時はすでに駅の中にいたので今さら戻れない。仕方がないのでそのまま列車に乗り込みました。

 そんなわけで今朝北京に着いたのですが、素真と連絡が取れてないので行く当てがありません。北京の宿はオリンピックのせいで軒並み値上げしているので北京には泊まりたくはないし。このネットカフェで以前にもらったメールを見て素真の電話番号は分かったのですが、現在彼女は仕事中。昼休みに電話してみるつもりですけど、彼女が住んでいるのは北京の南のLang Fangという街なので連絡が着いてもすぐには会えないし。。。

 ということを書いていたら素真からQQ(中国のチャットソフト)でメッセージが来ました。Lang Fangに今すぐ来いということなのでこれから向かいます。結果はまた後程。んじゃ再見!
posted by Tets at 12:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅2:中国編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする