2007年08月02日

Merja Aletta Ranttilaの絵

 このMerja Aletta Ranttilaという人は北欧の北極圏に住む少数民族サーミ人の画家。フィンランドのイナリという村の博物館でこの人の絵を使ったポストカードを見つけて気に入ったので購入。公式サイトを見ると結構抽象的というか変わった絵を描いているみたいだけど、ポストカードやパズル用には下のような可愛らしい絵も描いています(マイスキャナが故障中なのでネットで拾った画像です)。2つ目の画像はパズルですが、同じ絵を使ったポストカードもあって、私はそれを持っています。サーミ人は挨拶の時に鼻の頭と頭をくっつける習慣があるらしく、この絵はそれをやっているところです。可愛いでしょ?

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2007年01月18日

やっとロシアに行けるけど・・・

 まだリガにいます。何事もなければ今日の夕方にロシアビザがゲットできるはずなので、そのまま夜行バスに乗ってモスクワに向かうつもりですが、相変わらず先行きは真っ暗です。というのも、先ほどロシア国鉄のサイトで26日モスクワ発の北京行きのチケットの残数をチェックしたところ、昨日までは結構チケットが残っていたのに、現時点では二等以下は全て売り切れで一等寝台が2枚しか残っていませんでした。1時間前にチェックした時は3枚だったので、この1時間の間に誰かが買ったみたいです。

 私の乗るバスは明日の昼前にモスクワに着くのでそのまま駅にチケットを買いに行くつもりですが、その時点ではもう手遅れでしょうね。ネットでの販売用とは別枠があればいいのですが、その可能性は低いでしょうし・・・。そんなわけで、今度こそジ・エンドかなという気もしています。せっかくここまで頑張ったんですけどねぇ。まぁ北京行きがダメなら一応別の手段も考えていることはいるんですが、できることなら中国から日本に帰りたいんですよねぇ・・・。

 最近は暗い話ばっかなので閑話休題。フィンランドからバルト三国に戻ってくるとやっぱり女の子は美人が多いなぁと実感します。フィンランドの女の子も悪くはなかったですが、こっちの方が上ですね。ちなみに、個人的にはバルト三国の中ではエストニアが一番かなと思ったりします。

 でも、人の良さならフィンランドですね。最初に来たときはあまり感じなかったのですが、フィンランドから戻ってくるとバルト三国の人は無愛想だなぁと思うようになりました。とにかく、フィンランドではバスでもスーパーでもフィンランド語で「キートス」(ありがとう)と言えばみんなニコっと微笑んでくれますし、日本人が多数訪れる観光地のサーリセルカでもこれは変わりませんでした。また、サーリセルカでは閉まっているツーリストインフォメーションの前で呆然と立ち尽くしていると、近くの店のおばちゃんが「どうしたの?」と声をかけてきてくれて、友達に電話して私の探している宿の場所を調べてくれたりと、親切にされた思い出しか残っていません。バルト三国はおろか他のヨーロッパの国でもこれほど好印象を抱いた国はなかったです。個人的にはフィンランド人はヨーロッパの中で一番親切でフレンドリーな人たちだと思っています。

 あと、バルト三国は物価が安いのも良いです。フィンランドの物価の高さは異常でしたからね。特に酒が高く苦労しました。でも、フィンランドって噂通りアル中が多いんですよね。こんな酒の高い国でアル中をやるのは大変だろうなぁと思っていたら、ヘルシンキのスーパーで物凄いアル中を目撃。人で混みあう駅前のスーパーに入ってきた一目でアル中とわかるその男はビール売り場の棚の前に立ち止まると、人目も気にせず缶ビールを1本、2本とコートの懐に詰め込みだした。傍らで見ていた私はあまりの堂々とした犯行にあっけにとられてただ苦笑いするのみ。懐に缶ビールを5本詰め込んだ男はおもむろに出口へと歩き出す。しかし、数歩歩いたところでコートの裾からビールがボトボトと落下・・・。が、男は一切慌てることなく、周りの人の視線を無視したままビールを拾って再び懐に詰め込むと、そのまま何事もなかったように歩き去ったのでした。一連の行動はレジのすぐ近くだったのですが、レジの店員は気づいておらず、私を含めた周りの買い物客はただ唖然とするのみ。こんなに堂々とした万引きは初めて見ました。恐るべしフィンランドのアル中。

 フィンランドの写真をいくつか。

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 雪が降り積もるキーロッパのリゾート村。

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 日の出のように見えますが、午前11時ごろの写真です。太陽は一日中地平線の少し上を移動するだけで、上には登らないんですよね。

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 クロスカントリーのコース。ちなみに、この日の昼間の気温は−21℃でした。空気がものすごく澄んでいて、汚い空気に慣れた体には逆に息苦しいぐらいでした。

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 サーリセルカの空。

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 一面の雪原に見えますが、実はこれ凍結したイナリ湖という湖です。スノーモービルで走れるくらいに凍っていましたが、オーロラを求めて真夜中に湖の上を歩いていると時々氷のきしむ音がして怖かったです。

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 ロバニエミのサンタ村。サンタと握手してきました。親戚の子供のために「サンタからの手紙」を申し込むのが目的で行ったのですが、1枚6ユーロもしました。施設内はみやげ物屋ばかりだし、手紙の他にも「北極圏到達証明書」が8ユーロ(ぐらい)したり、サンタとの記念写真は23ユーロからとかなりがめつい場所でした。サンタをネタに金儲けしまくりでちょっと夢が壊れます。

2007年01月16日

ビザを求めて三千里

 安く早くロシアビザが取れる国を求めてこの4日間で移動した距離。

サーリセルカ-ロバニエミ(バス5時間)
ロバニエミ-ヘルシンキ(電車11時間半)
ヘルシンキ-タリン(フェリー3時間半)
タリン-ウ゛ィルニュス(バス9時間半)
ウ゛ィルニュス-リガ(バス4時間半)

 距離にすると2000kmは軽くいってると思います。まず、タリンでは200ユーロ近く払えば即日でゲットできると聞いていたのでヘルシンキからタリンに戻って旅行会社を回ったのですが、最短で3日、しかも400ユーロといわれて断念。次に、ウ゛ィルニュスでは即日で100ユーロぐらいで取れるという情報を得ていたので、バスで9時間半かけてウ゛ィルニュスへ。しかし、旅行会社で訊くと年明けからロシアビザが値上がりしたらしく、即日だと250ユーロ近くかかるとか・・・。少し悩んだけどここも諦めて、またバスに乗ってタリンとウ゛ィルニュスの中間にあるリガまで戻り、前回リガに来た時にチェックしておいた旅行会社で取得代行を依頼。結局、ここが一番安くて、明後日の夕方受け取りで約100ユーロ。

 こんなことならヘルシンキからそのままリガに直行すれば良かったんですよねぇ。あるいはタリンからウ゛ィルニュスに行く途中にリガで降りるということもできたし。もっと言えば、リガかヘルシンキでロシア大使館のクリスマス休暇が終わるのを待っていれば、こんな風に金と時間を無駄にすることなかったんですよねぇ。ホントに何をやっても裏目に出てしまいます。9時間半かけてウ゛ィルニュスまで行ったのに、ビザ代が値上がりしたと言われた時はホント目の前が真暗になりました。ほんとね、もう疲れました。そもそも、本来は陸路でポルトガルまで行くのが目的で、帰りは飛行機で帰ることも考えていたんですよね。帰りも陸路でやるなんて変な決意をするべきじゃなかったと今さらながら後悔しています。旅はもういいから早く日本に帰りたいなぁ・・・。

 ちなみに、ビザが早く欲しかったのには理由があって、何とかして19日モスクワ発のシベリア鉄道に乗りたかったんですよね。なんせこの路線は週に1本しかないので、これに乗れなかったら次は1週間後ですから。でも、もう諦めました。ビザは18日の夕方に受け取れるのでそのまま夜行バスに乗ってモスクワに向かえば19日の夜に発車するこの電車に乗れますけど、せっかくここまで苦労してビザを取ったのだからモスクワを観光してサンクトペテルブルグにも足を伸ばしたいし、ロシア語と格闘しながらロシア国鉄のサイト(信じられないことにロシア語オンリー)をチェックしてみたら、19日の電車のチケットはもうほとんど残っておらず当日買うのは無理かもしれません。そんなわけでもう諦めてます。

 ただ、翌週のシベリア鉄道(所要7日間)に乗ると2月3日の上海発神戸行きの新鑑真号には乗るのは厳しくなるので(不可能ではないですが)、来た時と同じ新鑑真号に乗って神戸に帰るという目標は達成できないことになります。次の神戸行きは2週間後の17日ですが、実はその日は私の弟の結婚式・・・。制限のない旅をしているかのように思われる私ですが、実はタイムリミットがあるんです。当初はどうせ2月までは金が持たいないだろうと思っていたので弟の結婚式のことは考えていなかったのですが(実際、最近まで日時すら知りませんでした)、追加資金を投入して金銭的に余裕ができたのでこういうことになってしまいました。結婚式は身内だけでやるらしいですけど、何ていったって私の自慢の弟ですから出席しないわけにはいきません。そんなわけで、何とかして2月17日までに日本に帰りたいと思います。頑張ります。

2007年01月12日

オーロラ見えた!

 そんなわけで念願のオーロラを見れました。ここまで4日間はずっと雪で天気が悪かったのですが、昨日は朝から快晴。しかも、気温は昼間で−20℃以下とオーロラを見るには絶好の条件(これまでは寒くても−10℃ぐらいでした)。昼間クロスカントリースキーをしている間も夜が待ち遠しかったです。

 そして待望の夜。凍てつくような寒さの中、21時前に外に出て周囲に明かりのないところに行くためにクロスカントリーのコースを歩いていると北から東の空にうっすらとオーロラが出ているのが見えました。色は緑っぽい白でカーテンというよりも細くて横に長い帯という感じで写真で見るようなオーロラとは違いましたが、それでもオーロラにあることは変わりないので感激。雪の上に座り込んでしばらく眺めていました。1時間ほどするとやがてだんだん薄くなって小さくなっていったので宿に戻って休憩。眉毛やヒゲまでもが寒さで凍ってました。

 その後何度か外に出てみるもオーロラは見れず、そろそろ諦めて寝ようかと思っていた午前2時。外に出てみると北の空が光ってる。今度のオーロラは巨大で北の空を覆い尽くさんばかりに広がっており圧巻でした。色はほとんど変化しませんでしたが、写真で見るようなカーテン状になったりしてめっちゃきれいでした。できることならもっと見ていたかったのですが、だんだん小さくなってきたし、−30℃近い気温に耐えられず30分ほどで部屋に退散しました。そんなわけで、写真で見るような完璧なオーロラは見れませんでしたが、とりあえず見ることはできたので満足です。

 では、早速そのオーロラの写真を・・・と言いたいところですが、私の持っているデジカメはパキスタンで買った超安物のデジカメ。シャッタースピードの調整はできないし、ピントを無限大にするこもできないし、ISO値の設定も400まで。自動的にシャッター速度の遅くなる夜景モードにして何とか撮ろうと試みましたが、撮ったのを見ると明るい部分しか写らず細い緑の線が見えるだけです。おまけに寒さのせいでバッテリーの消耗が異常に早く、あっという間に2つのバッテリーがなくなってジ・エンド。途中からは写真は諦めて、自分の目で見ることに専念していました。せっかくここまで来たのだからきれいな写真を撮りたかったのですが、まぁそれは次回の楽しみにしておきます。次回があればの話ですけどね・・・。

 そんなわけで、予定外に長くなったラップランドの滞在もあと1日。これから北にバスで1時間ほどの距離にあるイナリという町に行ってそこに一泊し、明日の朝ロバニエミに引き返します。そこからヘルシンキに戻り、さらにフェリーでタリンまで戻ってロシアビザをゲットという予定。今日も天気は良いのでイナリでもオーロラ見れるといいなぁ〜。

2007年01月10日

ラップランドは今日も雪

 こっちに来て今日で4日目ですがまだオーロラ見れていません。つか、この3日間は星すら見えない曇り空で、昨日は一日中雪でした。そして今日も朝から雪・・・。こっちはまだ夜にはなっていませんが、たぶん今夜も無理でしょう。ちなみに、ネットで天気予報を調べてみると明日が「曇り時々晴れ」で後は全て雪・・・。自然は厳しいですね・・・。

 つかね、このサーリセルカに拠点を置く日本の旅行会社がオーロラカレンダーというのをネットで公開しているんですが、なんとそれによれば私がここに到着した前の日と前々日はオーロラが見えたらしいんですよね・・・。また1日遅かった・・・。はぁ、ホントにタイミングの悪い男です。

 これからタリンに戻ってロシアビザを取らなければいけないので、あと3日が限界です。それまでここで粘って、それでも見れなければ諦めて撤退するつもりです。まぁ、この様子ではたぶん見れないでしょうね・・・。「オーロラが年間200日見れるラップランド」なんて絶対ウソだぁ〜!

 そんなわけで、昼間はやることがないのでスキーをレンタルしてクロスカントリーをやってます。ここにはスロープのあるスキー場もあるのですが、実はワタクシ、スキーをやるのは10年半ぶりだったりします。小学生の頃は年に何度か家族でスキーに行っていたのでそこそこ滑れたのですが、中学に入って部活が忙しくなった頃から行かなくなり、最後にスキーに行ったのは10年半前のNZ。そんな状態なので斜面を滑るのは怖いのでスキー場はパスしましたが、ここには比較的平坦な初心者向けのクロスカントリーのコースがあるのでそこを毎日滑って・・・、というよりもパタパタと歩いています。オリンピックの選手のようにスイスイ進めたらかっこいいんですけどねぇ・・・。でもまぁそれなりに楽しいし、時間つぶしにはなるので良いですけど。昼間スキーをして汗だくになった後はサウナでのんびりするという優雅な毎日です。後はオーロラが見えたら完璧なんですが・・・。

2007年01月08日

オーロラが見たいです・・・

 そんなわけでフィンランド北部のサーリセルカというスキーリゾートに来ています。といっても、サーリセルカのホテルは高すぎて泊まれないので、そこから南に16kmほどのキーロッパという小さなリゾート村に泊まっています。ここもリゾートなんですが、1泊21ユーロで泊まれるドミがあるので。ドミには他に泊まっている人がいないのでめっちゃ寂しいですし、ドミにはシャワーがないので、シャワーを浴びるために−10℃の中を本館まで歩いていかないといけないんですけどね。まぁ贅沢は言えません。

 こんな最果ての地まで来た目的はもちろんオーロラです。が、昨日は曇りで星さえ見えず。今日も曇りで雪が時々降っているのでたぶん無理でしょう。さらに、天気予報を見ると今週はずっと曇りか雪・・・。あと2,3日はここで粘ってみるつもりですが、恐らくダメでしょうねぇ・・・。ここに来るだけで電車代とバス代で100ユーロ近くかかっているんですけどねぇ・・・。

 いつも書いてますけどね、私ってホントについてないんですよ。フィンランドに来たのだって、そもそもはヘルシンキでロシアビザを申請している間にフィンランド国内を旅して・・・と思っていたのに、ヘルシンキに着いた6日はフィンランドの祝日で旅行代理店はすべて休み。知っていたらもう1日早く来たのですが、タリンからヘルシンキに向かうフェリーの中でガイドブックを読んでいて気づきました・・・。 

 んで、翌日の7日は日曜日なので旅行代理店はもちろん休み。仕方ないので月曜日までヘルシンキで時間をつぶして・・・と思ったら、ヘルシンキのユースはどこも満員で泊まれない・・・。ヘルシンキに泊まることは諦めて北部のロバニエミまで行く夜行電車に乗ったのはいいけど、ロバニエミでサーリセルカ方面行きのバスに乗り遅れ、バスターミナルで3時間待つハメに。3時間待って来た次のバスに乗ったのは良いけど、このバスは幹線道路から離れたキーロッパには寄らずサーリセルカまで直行。雪の中わけのわからないとこで降ろされ、地図もないし、自分がどこにいるのかすらわからない。ツーリストインフォに行ってみても日曜なので閉まっている・・・。幸い親切なお姉さんのおかげでキーロッパまで来れましたが、真っ暗で右も左もわからないサーリセルカで降ろされた時はホントに泣きそうになりました。

 今日は今日で、食料の買出しとネットのために朝10時発のサーリセルカ行きのバスに乗るつもりだったのに、何故か10時10分発だと勘違いしていて乗り遅れる・・・。バスは1日1本。仕方がないので、クロスカントリー用の道を3時間かけて歩いてきました。ホント何をやってもうまくいかないんですよね。まぁ私の人生は常にそうなので慣れてはいるんですけど、さすがにこう何度も続くとこたえます。特に常に一人でいるのでめっちゃ落ち込みますね。旅に出ればこの常に後ろ向きでpessimisticな性格が少しは変わるかなとは思いましたが、変わるどころか余計にひどくなっている気がします。あ〜あ、こんなとこで一体何をやっているんだか・・・。

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 タリンの旧市街。

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 タリンの市庁舎広場。タリンはクリスマス休暇中のロシア人観光客が多かったです。ロシア人の団体ツアー客という他の国ではなかなかお目にかかれないものを見ました。

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 ロバニエミにある世界最北のマクドナルドのポスター。物価の高いフィンランドではバリューセットが6ユーロ(900円)前後とあり得ない値段なんですが、ユーロ圏のマック統一で1ユーロキャンペーンをやっており、チーズバーガーとハンバーガーは1ユーロで買えます。まぁそれでも日本よりは高いんですが、他の店はみな高くこれが一番安いオプションなので、フィンランドではすでに2回お世話になっています。

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 今日3時間かけて歩いた道。夜みたいに暗いですが、これで午前10時半頃です。

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 途中にはこういう景色もあるので楽しめましたが、3時間はちょっと長かったです。

2007年01月05日

ギブアップ

 ヨーロッパに入ってすでに4ヵ月以上。公園のベンチで3連泊したり、パンとチーズだけで2日間過ごしたり、900kmを歩いたりと頑張ってきましたがもう限界です。本気で金がありません。ギブアップです。先ほど弟にメールして、日本に帰った時のために給料口座に残してきた金を旅用の口座に振り込んでくれと頼みました。ここまで頑張ってきたのでめっちゃ悔しいのですが、これ以上無理して旅を続けても楽しくないし、下手すると本当に日本に帰れなくなるので諦めます。

 これで日本に帰った時には本当に一文なしになりますが、まぁそれはまた帰ってから考えましょう。自慢じゃないですが、4年前にイタリアに2ヶ月滞在しそこからチュニジアとトルコに足を伸ばして帰国した際は全財産を使い果たし関空から実家のある滋賀県まで帰る金がないという状態だったので。ちなみに、この時は170円の切符で関空快速と新快速を乗り継いで地元の駅まで戻り(はるかは検札があるので無理)、駅から電話して親に金を持ってきてもらいました。

 さて、現在はバルト三国の一番北にあるエストニアの首都タリンに来ています。追加資金をゲットすればプチリッチになるので(といっても15万円ぐらいですが)、ここからフェリーに乗ってバルト海を越えヘルシンキに渡ることにしました。そして、無謀にもフィンランド北部に行ってみようかなと思っています。もちろん目的はオーロラ。物価の高いフィンランドを旅するのは自殺行為ですが、たぶんこの地域に来ることはもう当分ないと思うのでチャンスを逃したくないし、どうせ温存しておいた金を使うなら豪快に使い切りたいので。

 んで、フィンランドからはロシアに入りシベリア鉄道に乗るつもりですが、ちと問題発生です。まず、満州経由の北京行きの列車の運行日を勘違いしていました。どっかで火曜日だと見たのでずっとそれを信じていたのですが、さっき念のために調べてみたら金曜日だということが判明。またプランを立て直さなければなりません・・・。

 おまけにどうやらこの時期の北京行きは混むらしく、だいぶ前にチケットを予約しないといけないとか・・・。2、3日前にモスクワに行って買うつもりなんですけど、下手すりゃ買えない可能性があります。そうなったら完全にお手上げですが、今できることは何もないので神に祈るしかないですね。

 そうそう、タリンには昨日着いたのですが、この宿で日本語を話すフィンランド人の女の子と出会いました。横浜の高校に1年間留学していたらしいのですが、本当に日本語ペラペラでビックリしました。まさかこんなとこでそんな人に出会うとはねぇ。まぁこういう出会いが旅の楽しみの一つなんですけどね。

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 リガのマーケットの魚屋さん。やはりサーモンがメインで、新鮮なサーモンが1キロ1500円ぐらいで売られていました。

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 ウ゛ィルニュスの大聖堂。手前の塔はかつてここにあった城の名残。

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 ウ゛ィルニュスの城塞。

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 ラトビアのトラカイというところにある城。湖に浮かぶ小さな島の上に建っておりなかなか良かったです。例年ならこの時期には湖は凍っているので湖面を歩いて城に渡れるらしいですが、残念ながら暖冬のため凍っておらず橋を歩いて渡りました。

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 タリン旧市街の入口。タリンはバルト三国の首都の中ではもっとも旧市街の雰囲気が残っていて、狭くて曲りくねった路地や城壁がよく保存されています。

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 Fat Margaretと呼ばれるタリン旧市街の城壁にある塔。

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 青春18切符で旅に出ているわが友サクに捧ぐ! 見ての通りですがSAKUという名前のエストニアのビールです。

2007年01月02日

ウ゛ィルニュス

 リガから南へバスで4時間ほどの距離にあるリトアニアの首都ウ゛ィルニュスに来ています。前回書いたように新年はリガで迎えました。ふだんはあまりバーなどでは飲まないのですが(金がないというのもあるが、隣の人と話すにも声を張り上げないといけないあの騒がしさが嫌い)、大晦日は宿の1階バーで朝まで飲んでいました。といっても、バカ騒ぎしている人たちを見ながら他の「静かに飲むのが好きな派」の人達とまったりしていただけですが、めっちゃ美人なスペイン人やリトアニア人の女の子と仲良くなれてなかなか楽しい夜でした。度胸がないので普段はなかなか美人な女の子と話せないんで・・・。

 ただ、泥酔した例のスコットランド人のポール(前回の話参照)にアブサン(?)というにがよもぎ(?)から作られためちゃ強い酒(たぶんアルコール度60%以上)を2回イッキ飲みさせられてしまいました。めっちゃ苦くて変な味でした。たいして酔いはしなかったのですが、あの苦さにどうも胃をやられたみたいで、あれから2日経った今でも胃が痛いです。ちなみに、今回の旅で胃をやられたのは2回目で、前回は成都で食べた麻婆豆腐でした。

 さてウ゛ィルニュスですが、今日は宿でベルギー人のおっさんと大口論をしてしまいました。このおっさんとは昨夜も他の人も交えてトランプをしていたのですが、とにかく話し方がとても挑戦的で、しかも決して自分の意見を変えない。ふとしたきっかけで、そんなおっさんと「モンテネグロの通貨はユーロかどうか?」というテーマで大激論。実際にモンテネグロに行ったことがある私が「ユーロだ!」って言っているのに、この親父は「EUに加盟すらしていない国がユーロを公式な通貨として使っているはずはない。一部で非公式に流通しているだけで別の公式な通貨があるはずだ。」と主張して一歩も引かず。おまけに側にいたブラジル人と宿の従業員までこのおっさんの味方をし出すんですよ。3人ともモンテネグロに行ったことすらないのに。つい3カ月前に私はそこにいて実際にユーロが使われているのを目にしたのにですよ。気が短いことで有名な私はこの事態に完全に頭に血が上ってしまい、かなりでかい声でSwear wordsを連発。あんなに切れたのは久しぶりです。

 まぁ結局この事件はネットでモンテネグロ国立銀行のサイトを開いて見せて私が正しいということで解決したのですが、もうホントにつかれました。このおっさん悪い人ではないのですが、とにかく頭が硬すぎ。その後、このオッサンとオジーとの3人で食事に行ったのですが、その席でも「中国のビールの値段」を巡って危うくモメかけました。まぁその時はオジーが仲介してくれたので大事には至らなかったのですけど、全く人の話を信じようとしない人ってホントに困りますね。

 最後にいい話を一つ。今日の夕方スーパーで買い物をしていたらリトアニア人の女の子が寄ってきて、「お金を渡すのでこれを買ってくれませんか」と言ってきました(最初はリトアニア語で。次は片言の英語で)。一瞬?と思ったが、女の子の手にあるものを見るとお酒。未成年なので買えないので代わりに買ってほしいということみたいです。もちろん、OKして買ってあげました。なんかこーいうのって微笑ましくて好きなんですよね。日本では未成年でも簡単に酒が買えるので経験はありませんけど、オーストラリアにいた時に私も同じことをしたことがあるので。

2007年01月01日

謹賀新年

 時差があるのでこっちはまだ大晦日ですが、まぁ一応そーいうことで。去年はこれまでの人生で一番波乱万丈の一年でしたが、今年は日本でごく平穏に過ごせたらなぁと思っています。平凡にひっそりと目立たずコツコツと生きるのが私の夢なので。とりあえず、今年の目標は日本に帰ること。その先のことは日本に帰ってから考えたいと思います。

 去年は旅の途中でたくさんの人に出会いましたし、ブログを通じて多くの方に応援していただき大変感謝しています。おかげさまで何とか無事に年を越せました。皆さんにとっても2007年が良い年になりますように、遠くラトビアの地から祈っています。

 ちなみに、こっちは現在雨が降っています。普通なら雪になると思うのですが、今年は暖冬らしくどうも気温が下がらないみたいです。私は寒いのは苦手なので嬉しいです。ロシアも暖冬らしいのでこれなら何とかなるかなと思ってます。雨の大晦日ってのはイマイチ雰囲気でないんですけどね。

 昨夜はネットカフェから帰ってから宿の1階にあるバーで他の宿泊客と飲んでいました。そこで会ったスコットランド人のポール。彼は前日の夜どっかのクラブに遊びに行ったらしいのですが、そこから先の記憶が完全に飛んでいて、気がつくと朝宿のベッドで寝ていたそうです。しかも、顔面血まみれで・・・。トイレに行って鏡を見みると鼻血が出ていたみたいで、唇とまぶたの上も青くはれている。そして、ポケットをさぐってみるとサイフがない・・・。どうやら帰り道で誰かに殴られて財布を取られたみたいですが、本人はまったく記憶がないらしく、どこで何があったのか思い出せないそうです。着いたばかりで何も知らない街なのに、どうやって宿に戻ってこれたのかすら覚えていないとか・・・。

 本人はビール片手にあっけらかんと話していましたけど、肉体的にも精神的にもけっこう痛い体験だと思うんですけどねぇ・・・。つか、そこまで痛い思いをしておきながら何も覚えてないって・・・。ちなみに、昨夜もかなり泥酔した状態で部屋に戻ってきて、夜中に大きな声で騒いでいました。

 そんなわけで、何かと酒を飲む機会の多い季節ですがお酒はほどほどにしておきましょう。私は今夜も宿のバーでダラダラと飲んで過ごすと思います。ラトビアの通貨がビール1.5杯分ぐらいしか残ってないのでそんなに飲めませんが。

 正月かぁ。雑煮はあんま好きじゃないのでどうでもいいけど、おせち料理は食べたいなぁ・・・。あと、お年玉も欲しい!

2006年12月30日

やることないので・・・

 今日2回目のネットカフェでヒマつぶししています。昼間行ったとこはバスターミナルの中にあるので高かったのですが、ここは3時間で220円と格安。たぶん明日もここに来るかと。

 つか、隣の席にちょっと化粧の濃い女の人が座っているんですけど、ロシア訛りの英語で話しかけてきて、「これ見て。あなたこういうの好き?」と彼女のモニタをこっちに向けたんですよ。言われるがままに見るとどっかのクラブのサイトの「レズビアンショー」の写真が・・・。「いやぁ・・・、好きだけど今はちょっとねぇ・・・」と言葉を濁して答えたら、「好きじゃないの?」というお言葉。好きです、ハイ。

 意図がよくわからないのであまり関心のないフリをしていると、彼女は今度は音声チャットで誰かと話し出しました(英語で)。隣で聞いていると「お金がないなら両替すればいいじゃない」とか「何時?」とか「あなたの部屋は何号室?」とか・・・。どうやら営業中のプロの方みたいですね・・・。ちょっとドキドキしてます。

 そんなわけで少し危険な香りのするリガの感想など。リガの旧市街は世界遺産に登録されているそうですが、北ドイツの影響があること(リガはかつてハンザ同盟の都市だった)を除けば基本的には他の東欧の街とたいして変わりはないかなと。ヨーロッパの街はいくつも回ったので、だんだん区別がつかなくなってきてどこも似たような感じに見えてしまうんですよねぇ。屋根が斜めなのが他の街とは違いますが。ところどころに旧ソ連を感じさせられる建物や崩れかけのビルなどがありますが、個人的にはワルシャワよりはきれいだし、モダンな印象を受けました。

 物価は高くもなく安くもなくという感じで平均的な中欧レベルかなと思いますが、ポーランドよりは高いですね。気候的にはかなりの寒さを予想していましたが、今年の北欧はかなり暖かいらしく、雪は積もっていませんし、寒さもまだ耐えられる範囲内です。

 意外にも、英語はかなり通じます。ポーランドでも若い人はけっこう話せたのですが、リガのスーパーの魚屋のおばちゃんまで英語が通じたのにはビックリしました。もちろんこのネットカフェでも英語は通じます。

 東欧は現地在住の中国人や日本人・韓国人の観光客が多かったですが、リガではアジア人の姿はほとんど見かけません。そもそも観光客自体あまりいません。個人的にはヨーロッパはどこに行っても観光客が多くて辟易していたので、ここは結構気に入っています。たまに好奇の目で見られるのが少し嫌ですが、基本的にはみんなフレンドリーです。巨大な市場やガラクタ市をブラブラ歩くのが楽しいですね。

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 川沿いに広がるリガの街。

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 リガの大聖堂前のクリスマスマーケット。これまでの国に比べるとかなりこじんまりしています。

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 リガのHouse of Blackheads(日本語名不明)。なかなかメルヘンチックな建物です。

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 ワルシャワの文化科学宮殿。超巨大なスターリンからの贈り物。リガにもほぼ同じ建物がありますが、ワルシャワのヤツの方がでかかったです。ちなみに、手前に見えるのはスーパーマーケット。ソ連との友好のシンボル(のつもり)であった建物の敷地内に現在は資本主義のシンボルであるスーパーが建っているってのが皮肉です。

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 ワルシャワの教会(名前忘れた・・・)。

リガに死す

 ロシアビザを取得するためにやって来たラトビアの首都リガですが、思いもよらなかった事態になってちょっとピンチです。ことの起りは私が昨日は木曜日だと勘違いしていたことに始まります。リガでのビザの取得には2日かかるときいていたので、それなら木曜日にリガに着いてすぐに申請すれば翌日にゲットできると思っていたんですよ。

 ところが昨日は金曜日。大使館は土日は閉まるし、月曜日は元旦だから休みみなので翌日の取得は無理。これを悟った時点ですでに私の計画はパーになったわけですが、ビザ取得の代行を依頼するために行った旅行代理店で驚愕の事実を知らされました。なんと、ロシア大使館は9日まで休みだとか・・・。元旦の休みからそのままクリスマス休暇(ロシアでは1月7日がクリスマス)に入ってしまうそうで、その間は当然ビザの発給もなし。

 これを聞かされた瞬間は一瞬目の前が真っ暗になってしまいました。予定日に日本に帰ることが無理になったばかりか、帰国日が延びると計算上ではギリギリ持つはずだった資金も足りない。めっちゃピンチです。10日間も大使館が閉まるなんて普通はあり得ないけど相手はロシア。何だってアリです。

 昨日はそのショックを引きずったまま行動したのでもうボロボロでした。両替屋の表に掲げられたレート表の数字を勘違いしてめっちゃ悪いレートで両替してしまうし、宿代が思っていたよりも高かったのに、つい3日分もまとめて払ってしまいました。金を節約しなければいけない時に限ってこういうミスをやらかすんですよねぇ。本気で泣きそうです。もう疲れたので、さっさと日本に帰りたいんですけど・・・。

 そんなわけでこれから計画を練り直しますが、1月22日帰国は確実に不可能です。とりあえず宿代を払ってしまったので1月1日まではここにいるしかないので、その間に考えます。