2006年08月23日

やっぱりシリアはいい!

 約1ヶ月ぶりにシリアに戻ってきました。つか、前回のエントリで書き忘れましたが死海の水はやっぱりお肌にいいです。2日以上経ってもまだスベスベです。アンマンで死海美容グッズを買っておみやげにすればよかったなぁと激しく後悔しています。まぁでも私のバックパックには全くスペースがないので、おみやげなど買っても入れるところがないんですけどね。自慢じゃないけど日本を出た時点からバックパックはずっとパンパンなんで。

 そんなわけで、昨日ヨルダンの首都アンマンから乗り合いタクシーで国境を越え、シリアの首都ダマスカスに行き、そこでバスに乗り換え水車で有名なハマという町まで行き一泊。今日は朝からクラック・デ・シュバリエという中世の城を見に行ってからバスでアレッポまで来ました。ここに1泊してから明日トルコに向かう予定です。

 いぁやっぱりシリアは良いですよ。エジプトやヨルダンとは人の良さが桁違いです。とにかく、みんなめっちゃフレンドリー。前回はさらにフレンドリーなトルコから来たのであまり気がつかなかったですが、ヨルダンやエジプトから来るとホントに違いが実感できます。ダマスカスからハマに行くバスの中でも周りの乗客が片言の英語で「どこから来たんだ?」とか「どこに行くんだ」とかさかんに話しかけてくるし、ハマやアレッポの街を歩いているとしょっちゅう「ハロー!」と声をかけられます。なんかもうめっちゃ幸せです。やっぱり旅をするならフレンドリーな人の多い国が良いですよ。道ですれ違った人と挨拶するだけでも楽しいですもん。

 あと、シリアはキリスト教徒が人口の1割近くいるので、都会じゃない街でも結構スカーフを被っていない女の人がいるんですよね。これも新鮮で良いです。

P8220527.JPG ハマの水車。ハマは街の真ん中を川が流れ、その川沿いにたくさん水車がある街でとても中東とは思えないほどのんびりしています。街の雰囲気も落ち着いていて個人的には気に入りました。


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 今は使われていない止まった水車は子供たちの格好の遊び場。水車によじ登ってこんな高いところから川に飛び込んでいました。


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 丘の上に立つクラック・デ・シュバリエ。十字軍の建てた城の中では最も美しい城と言われているそうですが、確かに均整の取れたデザインと白い外壁が素晴らしい美しい城でした。で、例の「天空の城ラピュタ」でシータが囚われた要塞のモデルという件ですが、確かに塔と城壁の雰囲気は似ているけど、そう言うほどでもないかなというのが私の感想です。


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 クラック・デ・シュバリエは城壁が2重になっており、内部の城壁の外にはこんな堀があります。ちょっと日本の城みたいでした。


 最後に少しだけ業務連絡。何故かシリアではhotmailのサイトが開けません。昨日もハマで試したのですが無理でした。そんなわけで、あと1日〜2日はメールの返事が書けません。ご了承下さい。

2006年08月22日

死海で浮いた

 そんなわけでヨルダンの首都アンマンにいます。エジプトのヌエバからフェリーでヨルダンのアカバに渡り、そこからアンマンに来ました。んで、今日ヨルダン名物(?)の死海に行ってきました。いやぁ、死海はマジで体が浮きます。たったそれだけなんですけど、めっちゃ感動します。ヒッチハイクしてまで行った甲斐がありました(途中までミニバスで行ったのですが、死海の外れの何もないとこで降ろされたので通りかかった車をヒッチしました)。理科オンチの私には塩分濃度が高いだけで体が浮くってホントに不思議なんですが、とにかく浮いてしまうんですから凄いです。

 あと、死海の水はめっちゃ塩辛くて舐めただけで舌がヒリヒリします。目に入ったらかなり痛いです。皮膚に傷があってもめっちゃ染みます。ちなみに、死海は海抜−400mのところにあって世界で一番低い地点だそうです。知ってました?

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 死海のビーチ。死海の沿岸にいくつかあるプライベートビーチのうちのひとつなのですが、私が行ったときは客はほとんどおらず、ビーチはご覧の通りガラガラでした。


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 死海で新聞を読む私。ミニバスで出会ったオランダ人とフランス人のカップルに写真を撮ってもらいました。この新聞も彼らが持ってきたものです。自宅の風呂に死海の水を張って浮かびながら読書したら気持ちいいだろうなぁと思いました。


P8200515.JPG アカバのビーチ。ビーチといっても石がゴロゴロ転がっているだけですが、アラブ人が結構泳いでました。ビーチはゴミが多くて汚いですが、海の水はやっぱりきれいでした。ちなみに、対岸はイスラエル領。

2006年08月05日

ペトラの写真

 ついでにヨルダンのペトラ遺跡の写真をアップしてみます。ペトラ遺跡は砂漠の中にそびえ立つ岩山地帯に岩壁をくり貫いて作られた都市で、紀元1世紀頃に繁栄したナバタイ人の都市です。

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 ペトラ遺跡へと続く道。こんな感じの断崖絶壁に挟まれた小道が1.5kmほど続いています。

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 上の谷底の道を歩いて行くとペトラエル・ハズネ神殿が見えてきます。これがぺトラへの入り口。

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 エル・ハズネ神殿の全貌。この神殿は映画「インディ・ジョーンズ」で使われたことで有名です。とにかくでかい。

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 ペトラ最大の神殿エド・ディル。手前の地面の豆粒みたいなのが人です。しかも、この神殿は岩肌に彫られた階段を30分ぐらい登った岩山の上にあります。そんなところにこんなでかいものを作るなんて、ナバタイ人はホントにクレイジーです。

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 エド・ディル近くの見晴らしの良い岩山の上でみやげ物を売っていたベドウィンの男の子。妙に人懐っこくてかわいかったです。

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 おまけ。シリアのダマスカス市内で見かけたヒズボラ募金。あまり繁盛してませんでした。隣の店ではヒズボラのバッヂが売っていたので買っちゃいました。

2006年07月30日

パルミラはすごかった

 昨日のうちにバスでアレッポからパルミラに移動し、今朝は早起きしてシリア観光最大の目玉であるパルミラ遺跡を見てきました。いやぁうわさには聞いていましたけど、パルミラの遺跡はすごかったです。乾燥地帯にあったせいで保存状態もなかなかだし、とにかく規模がでかいんです。メインストリートや神殿には高い柱が何十本と並んでいて、見た目のインパクトが強烈でした。今まで色々な遺跡を見てきましたけど、ここはホントに特別ですね。砂漠の真ん中のオアシスによくこんな都市を作ったものだと関心しました。

 んで、遺跡を見た後そのままバスに乗って移動して、今はシリアの首都ダマスカスにいます。旧市街のスーク(バザール)と世界最古のモスクが有名な街ですが、例によって時間がないので1泊だけです。明日の昼ぐらいのバスか乗り合いタクシーで一気にヨルダンの首都アンマンまで行く予定です。うまくいけばアンマンには泊まらずにそのまま南部のペトラまで行くつもりですが、その辺はちょっと未定。そんなわけで、明日も早起きして市内を見て回るつもりなので、最近撮った写真をアップして終わりにしたいと思います。

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 パルミラ名物(?)の列柱。遠くからなのでわかりませんが、この柱はめっちゃ高いんです。

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 青い空に映える柱。でかいです。

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 パルミラ遺跡のメインディッシュ、ベル神殿。圧巻の一言。とても2000年前に作られたものとは思えません。

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 パルミラの劇場。かなり修復されているみたいですが、ほぼ完全な状態で残っています。こんなにきれいに残っている劇場は地中海沿岸のローマ遺跡にもないのではないでしょうか。

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 観光客を乗せるラクダ。まだ朝早かったので観光客も少なくヒマそうでした。

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 夕日に照らし出されたパルミラ遺跡。

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 パルミラ遺跡の背後にそびえ立つアラブ城。

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 アラブ城から見た夕日。乾いた荒野に沈んでいく太陽は美しかったです。

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 パルミラ遺跡のはずれでみやげ物を売っていたベドウィン(遊牧民)の女の子。かわいい女の子でした。

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 ダマスカスのスーク。買い物客でいっぱい。地元民や欧米人観光客のほかにもアラビア半島や北アフリカっぽい顔をした人もいて非常に国際色豊かでした。

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 ダマスカスにある現存する中では世界最古のモスク、ウマイヤド・モスク。イスラム教第4の聖地なので、巡礼者でいっぱいでした。中には疲れてじゅうたんの上で寝ている人もいましたが、係りの人に起こされていました。ちなみに、このモスクはイスラム教成立初期に建てられたため、モスクにしては珍しく絵の装飾がありました。

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 ダマスカス旧市街の路地。旧市街にはこんな路地がいくつもあって、歩いているだけで楽しいです。

2006年07月28日

イスタン発エジプト行き弾丸ツアー

 シリア北部のアレッポという街に来ています。イスタンブールを出てから夜行バスで移動→朝から観光してホテルに1泊→翌日また夜行バスで移動というのを繰り返してシリアまでたどり着きました。今日も夜行バスでトルコのカッパドキアから一気に国境近くのアンタクヤまで来た上に、シリア入国の際にビザ待ちのため5時間も待たされたので(係員にワイロをあげればもう少し早かったみたいですが)、かなり体力的に消耗しています。しかし、3週間でエジプトの南の端のアブシンベルまで行くという目標があるのでスピードを落とすわけにはいきません。ここも一泊しただけですぐにパルミラに向かうつもりです。団体ツアー並みの忙しさですが、たまにはこういうのもいいかなと思います。

 ちなみに、今のところ弟とはまぁそこそこ上手くやっていると思います。サイフを失くしたと大騒ぎしたり(ベッドの側に落ちていた)、ベンチにタオルを置き忘れてきたり、バスの座席の上の網棚にクツを忘れてきたりとかなりおっちょこちょいなヤツで、こんなやつに将来の日本の経済政策をまかしていいのかと時々不安になったりしますが。

 んで、シリアですがとにかく物価が安いです。レバー煮込みのサンドイッチが約40円(トルコでは200円ぐらい?)、宿がドミなら1泊250円(イスタンなら700円ぐらい)とトルコと比べると格段に安いです。まだ少し街を歩いただけですが、人々もフレンドリーだしシリアはなかなか面白そうな国です。