アシュガバート郊外にあるパルティア王国の首都だったニサ遺跡へ。
メインの部分はこれだけ。かのローマ帝国とオリエントの覇権を争った国の首都にしてはこじんまりとしていたが、後に調べたところここは初期の首都で、後に別の街に遷都されたと知って納得。ほとんどが泥でできていたので建物はあまり残っていない。
夜行列車でカスピ海沿岸の街トルクメンバシュへ。今度の列車は中国製の新しい車両で快適。が、アシュガバート駅を出て3分ほどで突然停車。車内アナウンスはほとんど理解できなかったが、後ろの車両がちゃんと連結されてなかったとかそんなことっぽい。乗客のトルクメン人笑ってた。1時間以上停車して再出発。
DAY4:
朝9時半にトルクメンバシュ到着。歩いて港へ行きキップ売り場のリストに名前を記入して待つ。やはりキップの発売はいつになるのか分からないらしい。いつ始まるか分からないので港から離れるわけにもいかず、待合室のベンチでずっと座って待つ。私の他にも5人待っていた。3人組のおばちゃん(ロシア連邦内のタゲスタン共和国の人)が晩ご飯をわけてくれた。おばちゃんたちたくさん荷物を持っていたけど、そのうちのバッグ一つ丸々が食糧だった。このフェリーに乗るのは慣れてそうだったので準備バッチリ。
結局、深夜になってもキップ販売なし。諦めてベンチで寝る。寒かったので途中から寝袋で寝た。
DAY5:
朝起きても何も変わらず。ビザは今日で切れるんだが。食糧調達のために近くの店へ行く途中、女性の日本人旅行者とばったり出会う。彼女もフェリーでアゼルバイジャンに行くらしい。話をしてみると、2年前にイランで会ったけいさん一行と一緒にカスピ海を手こぎボートで横断した人だったことが判明。そんな人とまさかカスピ海のほとりでばったり出くわすとは・・・。世界は狭い。私がけいさん一行と別れた後で彼女は参加したので今回が初対面だったが、あのメンバーに付き合って無謀な冒険をしただけあって変わった人だった。
12時半ついにチケット販売開始。待つこと26時間、やっとキップをゲット。いやぁ嬉しかった。14時過ぎに乗船が始まり、ビザの期限まであと10時間というところで何とかトルクメニスタン脱出。出国時に昨日の夜メシをくれたおばちゃんがニタニタしながら寄ってきて、「私の代わりにこのレーズン2kgを持って税関を通ってくれないか?」と頼んでくる。中身を調べてみたがどう見てもただのレーズンだし、昨日のメシの恩があるので、怪しみながらもOKする。税関では何も言われず、船に乗ってからおばちゃんに返した。おばちゃんたちは他にも荷物いっぱい持ってたからレーズン2kgぐらいが問題になるとは思えないんだが。でもあれはどこからどう見てもレーズンだったしな・・・。不思議だ。
17時半出航。90ドル払ったのに部屋はめっちゃぼろい。おばちゃんたちは猛抗議したが効果なし。おばちゃんたちは船降りるまでずっと文句言ってた。
カスピ海に沈む夕日。
船内のカフェで食事をご馳走してくれたトルコ人トラックドライバーとアゼリー人のおっちゃんたち。手前の二人は日本人と韓国人。カスピ海名物のチョウザメのフライを肴にウォッカで乾杯。面白いおっちゃんたちで夜遅くまで盛り上がった。
トルコ人のおっちゃんの歌。歌っているのはいわゆるトルコのフォーク音楽。おっちゃんたち曰く、「タルカン(トルコの有名ポップシンガー)とかああいうのはダメだ」とのこと。



普通の人はカスピ海を手漕ぎボートでは渡りません。
ちなみに、トビリシでゴーくんに会ったけど、
彼もミカさん変わった人ですよねって言ってたよ。