2015年02月19日

放心走吧

 一昨日、久しぶりに知人と酒を飲んだ。彼は悪い知らせを持ってきた。彼の親友で私も何度も一緒に酒を飲んだことのある人が亡くなったらしい。一応坊さんということだったけど、何故か山伏の修行をしたりしていて、一緒に酒を飲む度に今度はどこの山に修行に行くとかそんな話をしていた。

 2週間ほど前に、近所に住む私の知人の家に遊びに来てそのまま泊まって、朝起きたら冷たくなっていたらしい。急性心筋梗塞とかそんな死因だったらしい。これまで何の病気もなくて健康な人だったけど、あっけなく逝ってしまった。まだ36歳だった。死んでから初めて知ったが、3月に結婚する予定だったらしい。

 あまりにも突然すぎて実感は湧かないし、悲嘆にくれるというほど親しかったわけでもない。ただ、ここ2日間は何かをしている時にふと彼のことを思い出す。いや、正確には彼のことというよりも、小学校からの親友を目の前で亡くした知人とか、結婚を目前に婚約者を亡くした彼の彼女とか、そういう周りの人のことを考えてしまう。

 高校時代にニュージーランドに短期留学していた時に友人が亡くなった。自殺だった。彼と最後に会ったのは私だった。私が「じゃあ後で学校で」と言った時に彼が見せたちょっと戸惑ったようなぎこちない笑顔は19年経った今も忘れられない。

 人生何があるかわからない。明日の命さえわからない。だから、出会った人との縁を大事にして、今自分の周りにいる人を大切にしなければと思う。そう思いながらも、嫁に優しくできない自分が情けない。


 中国のロックバンド黒豹が交通事故で他界した友人に捧げた「放心走吧」という曲。誰かが亡くなった時は私はいつもこの曲を聴きながら酒を飲みます。もちろん今日も・・・。
posted by Tets at 19:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする