2014年07月22日

珍獣屋

 横浜の野毛で旅仲間のケンタロウ君と飲む。一軒目の焼き鳥屋でいい感じに酔っ払い、二軒目を探している時に「珍獣屋 ウーパールーパーの唐揚げ」という看板を目にした。これが巷で有名なゲテモノ料理店の「珍獣屋」か、ということで寄った勢いで突撃。

 バッタとかヘビとかワニとかが並ぶメニューを見たら一般人はドン引き間違いなしですが、世界各国で色々な物を食べてきた我々には怖いものなどなし!むしろ嬉しくて笑いがこみ上げてくるぐらいでした。自慢じゃないけど、メニューにあった物のうち8割以上は食べたことがありましたね。

 かなりお腹が膨れていたので、頼んだのはヤギの刺し身、馬の脳みそ、人喰いザメの唐揚げ、ゲンゴロウの唐揚げだけ。

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 ヤギ刺しはモンゴル産ということで、沖縄のヤギほど臭みはなくとても上品なお味でした。

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 馬の脳みそは想像通りのプニプニした味。イランやパキスタンで食べた羊の脳みそ、沖縄で食べたヤギの脳みそよりは美味しかったです。ポン酢じょうゆというのが良かったのかもしれませんが。

 写真を撮り忘れた人喰いザメの唐揚げはまぁ普通の魚のから揚げでした。これなら気仙沼名物の鮫の心臓の方が珍味ですね。

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 んで、ゲンゴロウの唐揚げ。タイでタガメは食ったことがありますが、ゲンゴロウは初めて出した。スタッフの女の子に聞いたところ、昆虫類は全てベトナム産ということでした。予想通り全く美味いとは思いませんでしたが、どこか懐かしい苦味がして、ケンタロウ君とこの苦味は何の味だっけ?と言い合っていたのですが、結局思い出せませんでした。ゲンゴロウの苦味についてご存じの方がいたらぜひ教えて下さい。

 ちなみに、そのスタッフの女の子と少し話をしたのですが、さすがこんなところで働いているだけあって旅好きな女の子で、9月にイランに行くというので色々とイランの話しをしてきました。

 今回はかなり酔っていて、腹もいっぱいだったので注文は控えめでしたが、次回は今回さすがに躊躇したダイオウグソクムシと事前予約が必要なウーパールーパーを食べたいと思います。
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2014年07月18日

伊江島2014.06 Part3

ということでハーリー本番。


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 ハーリー競争。

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 みんな必死で漕いでますけど、見ている方はあまり盛り上がっておらず、自分と関係がある人が出ている時だけ応援しているって感じです。

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 同級生の部で還暦の記念に3チームに分かれて対戦した23期生。手前の先頭が私の元雇い主。

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 歓喜のゴール。私も2度出場したことがありますが、みんなの息が合わないとまともに進まないので、みんなの力を合わせてゴールした時の感慨はひとしおです。

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 海人による転覆競争。スタートした後に途中でわざと一度船を転覆させてから再スタートするという競争。

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 船をひっくり返してから順次乗り込み、漕ぐ人と中に残った水を掻き出す人に分かれて奮闘します。聞くところによれば船の中に残った水をいかに早く掻き出すかが勝負の分かれ目だとか。

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 漕ぎ終わった後はみんなで酒を飲む。私は毎年28期生の輪に混ぜてもらって一緒に飲ませてもらっています。背後に並んでいるのは沖縄っぽいものの並ぶ屋台。


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 祭りの最後はライブ。例年は民謡や演歌など渋目の選択なんですが(何年か前は鳥羽一郎でした)、今年は Civilian Skunkという沖縄出身のロックバンド。初めて聞いたけどなかなかセンスのいいバンドで、おじぃやおばぁはさすがについて行けなかったですが中年の人には好評でした。ステージ前に島の中学生たちが集まっていましたが、なかなかこういうライブを観る機会がないので、イマイチ盛り上がり方がわからなかったようで、それはそれで微笑ましかったです。

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 帰りに乗ったのは15億円かけて造られた新造船の「いえしま」。伊江島と本島を結ぶフェリーは「いえしま」と「ぐすく」の2隻があり、先代のフェリーも「いえしま」という名前だったので、この船が何代目の「いえしま」かはか知りませんが・・・。ちなみに、伊江島は本島から日帰りで行ける離島としても人気で、伊江島航路は数ある沖縄の離島航路の中で唯一黒字という素晴らしい航路なのです。

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 お土産にもらった冷凍もずく5kg。こんなに食えないよと思ったのですが、もう残りは半分以下になっています。内地で一般的は細もずくではなく太もずくで、もずく酢にして食べると激旨です。天ぷらにしても美味いです。
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2014年07月11日

伊江島2014.06 Part2

 畑仕事の合間には伊江島の食を堪能。

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 ヤギ刺し。去年は食べられなかったので今年こそはと気合を入れていったのですが、尋ねると「あるよ」とあっさり出てきました。やはりヤギは美味いっす。苦手で食べられない人がいるなんて信じられないですね。

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 これも毎年今年こそと思いつつ食べられなかった逸品。口にしたのは5年ぶりでした。冬〜春のセーイカ(ソデイカ)漁の時にかかるものなので、ハーリーの時期にはもうないことが多いんですよねぇ。今回は冷凍庫に残っていたのをもらいました。冷凍焼けしていたので味はちょっと落ちていましたが、それでもやっぱり美味かったです。

 で、これが何かというと、以前もここで紹介したことのあるインガンダルミー(大東方言ではインガンダルマ、和名はアブラソコムツ)の刺し身。人体で消化できない油脂を含む厚生省の販売禁止指定魚で、一般には流通しない幻の魚なんです。大東マグロと呼ばれる脂の乗りまくった魚なんですが、食べ過ぎるとその人体で消化できない脂が肛門からダダ漏れになり、最悪の場合は嘔吐と下痢を繰り返し死ぬこともあるという危険な魚。一般には10切れまでと言われていますが、私は経験上20切れぐらいまでなら大丈夫です。この日も周りの人が尻込みする中、一人でバクバク食べていましたが、翌日は全く問題なしでした。

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 知り合いの海人が潜って取ってきたサザエ。内地ではサザエは色々な食べ方がありますが、こっちの人は基本的にバター醤油を垂らして網で焼くだけ。単純ですがめっちゃ美味いです。

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 伊江島料理の「セイネンウグシー」(本島風に発音するとセイネンンブシー)。伊江島にしかない料理なのでググっても絶対にヒットしません。沖縄の乾麺を鯖缶と野菜と一緒に煮込んだ麺料理。私が初めて伊江島に行った日の夜に雇い主の奥さんが作ってくれた料理で、私の思い出の料理です。

 料理名を直訳すると「青年煮込み」。現在は収穫したたばこの葉の乾燥は機械で行いますが、昔は薪を燃やす窯を使っていました。たばこの葉は100時間以上熱風で乾燥させないといけないので、薪を使っていた時代は村の青年たちが交代で寝ずの番をしていたそうです。その時に青年たちが作って食べていた料理がこれ。だから「青年煮込み」と呼ばれているそうです。今はもう当時を知る世代は減りましたが、料理だけは伊江島の定番家庭料理として残っています。

 ちなみに、麺は沖縄の「泡瀬そば」を使うのがオススメですが、讃岐うどんの乾麺でもそこそこ美味しいものが作れます。私も時々東京で作っては伊江島を思い出しています。

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 知人の同級生がやっている島の「やまた」という店の定番メニューの「伊江牛のカレー」と「伊江牛の牛丼」のハーフ盛り。毎年ハーリーの時に会って一緒に酒を飲んでいる人が数年前に島に帰ってきて開いた店なんですが、なかなか美味しかったです。

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 ハーリーの屋台で売っていた料理の中で私のイチオシはこのチーイリチー(豚の血炒め)。私の大好物です。酒のアテにも良いですが、ご飯にかけて食べるともう最高です。

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 本部港の上にある「本部そば」。私的ナンバーワンだった名護の「北山そば」が移転してしまったので、前年同様「宮里そば」にしようかなと思ったのですが、今回はここで食してみました。

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 あまり期待してなかったけど、めっちゃ美味かったです。スープはまぁ平均点ぐらいでしたが、沖縄そばでは珍しいコシのある麺が絶品でしたね。最近本部が沖縄そばで売り出しているのは知っていましたが、本部のそばがこんなにコシのある麺を使っているとは知らなかったです。本部中心部には「沖縄そば街道」なるエリアもあるそうなので、次回はぜひそっち方面にも足を伸ばしてみたいと思いました。
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2014年07月08日

伊江島2014.06 Part1

 今更ですが伊江島に行った話を。今年もハーリーに合わせて伊江島に行ってきました。ハーリーの行われる旧暦5月4日は今年は6月1日。仕事が糞忙しい時だったのですが、強引に6連休を取ってやりました。思いっきり伊江島ライフを満喫してきましたが、帰ってきて初日に出勤した時の周囲の目線がちょっと痛かったです・・・。

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 那覇に着いてまず買ったのがこれ。さんぴん茶とポーク玉子おにぎり。これを食べないと沖縄に来たって気がしません。

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 フェリーから見た伊江島。

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 砂浜。今年は海に潜りに行く時間はなかったのですが、畑仕事の昼休みにここでひと泳ぎしました。私が大好きなシューナー(本島ではスーナー)という海藻があるかなと思って探してみたのですが、ちょっと時期が過ぎていたみたいでもうなかったです。

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 7年前に住んでいた倉庫。今年はここに泊めてもらいました。二軒の農家にお世話になったことがあるので、訪問した時にどちらのご厄介になるのか毎回悩みます。

 今回もハーリーの日以外は毎日たばこ農家の仕事を手伝っていました。昔とった杵柄というわけで、久しぶりにたばこの収穫をやっても体が覚えているんですよね。

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 伊江島のシンボル、城山(タッチュー)とたばこ畑。この構図が私が一番好きな伊江島の風景です。

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 これもたばこ畑。畑の中に停まっているのはAP-1という収穫の時に使う機械。これの運転も5年ぶりぐらいにやりましたけど、ちょっとやったらすぐに思い出しました。

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 畑仕事に出る時の私の格好。なかなか決まっているでしょう?

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 収穫したたばこの吊りこみ作業中。収穫した葉たばこは乾燥機に入れて乾燥させてから出荷します。

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 たばこ農家ですがヤギも飼ってます。農家さん本人はヤギは食べないので観賞用と言っていますが、知り合いの家で何か祝い事がある度に譲っています。沖縄では伝統的に祝い事がある時にヤギをつぶして食べる習慣があるので。

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 たばこ農家ですが牛も飼ってます。もちろん食用です。黒毛和牛です。伊江島では仔牛のうちに出荷して、それが宮崎や但馬で宮崎牛や但馬牛になります。今回はお土産に伊江牛の牛テール1頭分をもらってきました。
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