2018年09月06日

人見元基 at 東京キネマ倶楽部 2018.08.25

 ということで、今更ですが今年の人見元基のライブレポを。といっても、もう20年近くこの人のライブに通い続けているので、今更目新しいことはないだろうと、あまり期待しないで行ったわけですが。(去年だったか一昨年だったかの"Imagine"には不覚ながら不意打ちを食らいましたけどね)

 序盤は定番のZEPナンバーから私の大好きな"I Got The Fire"(元ネタ知ってます?)に"Move Over"(ジャニス!)と鉄板の選曲。


 お馴染みの"Communication Breakdown"。御大曰く、「高音が出ていないZEPのカバーバンドは許せない」とのことです。皆様、耳をかっぽじってよくお聴きくださいませ。


 原曲では"I need a man" となっているところを"I need a woman"と変えて歌うこの"Move Over"が大好きなんですよ、私は。これだけでビール3杯はいけちゃいます。ちなみに、この曲はB'zの松本のカバーアルバムに収録されたことにより後世に残せることになった1曲です。世界遺産に認定したいレベルです。後で聴いたら微妙に声が出ていない箇所がありますが、それはまぁご愛嬌ということで。

 で、今年もいつもと同じ流れかなと思ったら、第2部でまさかのAC/DCでしたよ。"Hells Bells"ですよ。御大は日本じゃあまり人気のないバンドと言っていたけど、一部では人気ありますよ。だって、私は行きましたもん、2010年の来日公演に。私の人生で最高に楽しかったライブです。


 この人を追い続けて20年以上になるけど、AC/DCの曲がこれほどハマるとは思いませんでした。何度聴いてもカッコよすぎで鼻血が止まらないです。

 この後はいつもの流れ(と言っても知らない人には分からんか)でダラダラと続いたわけですが、まぁ伝説の2000年の渋谷On Air West(教え子からの差し入れのジャック・ダニエルズで泥酔した御大がひたすらマイクを離なかった)の頃に比べたら大人しい構成でした。うちの嫁が大好きな"All Or Nothing"で出たり引っ込んだりを繰り返すのも以前よりも回数が少なかったし。

 なんつかーかまぁ、昔は私も若かったので何でこんな上手い人が高校教師をやっているんだ!、何で誰もこの人の凄さが分かってくれないんだ!、と思ったものです。

 でも、最近はちょっと違うんですよね。10代後半の頃からこの人のライブに行っているわけですけど、当時は観客の中では私が間違いなく最年少だったわけですよ。1999年頃の京都のRAGのライブとかでは私一人が完全に浮いてました。

 でもね、去年は帰りの階段でバンドマンらしき若者が「ヤバイっすね、あの歌」とか言っているのを聞けたし、今年は母親に連れられた来たと思しき明らかに場違いな小学校高学年ぐらいの少女がいたわけですよ。

 世間一般というレベルではないにしても、この人の歌声は受け継がれていくわけですし、その貴重な歌声を生で聴く機会があるだけで十分幸せなんじゃないか、と最近はそう思うわけです。うちの嫁も「観客の中で中国人は私だけだね」と言っていたけど、考えようによっては中国人だってこの人の歌を聴く時代が来たわけですよ。多分彼もそれで十分満足なんじゃないかと思うんです。サッポロビールを片手に好きな仲間たちと一緒に好きな曲をひたすら歌う。ステージ上の人たちも観客もみんなハッピー。それでみんな満足なんだからそれでいいんじゃないかと。そう思えるようになった今日この頃です。


posted by Tets at 21:25| Comment(2) | 日常編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月18日

違いの分かる男でありたい

 酔った勢いでくだらない話を書いてます、日々の生活に追われ最近の音楽事情にはとんと疎いのですが、WHITESNAKEがまだ活動しているようですね。カヴァーデイル御大がますますお元気盛んなようで何よりですが、80年代中盤〜後半や2000年代以降のド派手路線のWHITESNAKEよりも、私が好きなのは70年代後半から80年代前半のレイドバックした激シブ路線のWHITESNAKEです。私が生まれる前の話なので、そんな偉そうに語れる資格はないんですけどね。

 あっでも、リアルタイムで経験した90年代中期のエイドリアン・ヴァンデンバーグ時代も好きですけどね。"Don't Fade Away"とか "Too Many Tears"は今でも仕事中に思わず口ずさんでしまう曲です。

 でも、世間的にWHITESNAKEといえば80年台にヒットした"Here I Go Again"や"Is This Love"が有名ですが、私にとっての永遠のベストソングは"Don't Break Heart Again"ですね。それもイアン・ペイスがドラムを叩いているオリジナル・バージョン限定。以下に2つの動画を貼ってみましたが、同じ曲でも全然印象が違うんですよね。曲のアレジンや演奏メンバーは基本的に同じなんですが、ドラマーが違うんですよ。それが決定的な違いを生んでいるという稀有な事例です。





 前者はイアン・ペイスで、後者はコージー・"ディメンショナル"・パウエル"(ブライアン・メイ命名)。メタルファンの私がドラマーとして好きなのは断然コージー・パウエルなんですけど、この曲に限ってはキレキレでタイトなコージーのドラムよりも、若干前のめりでルースなイアン・ペイスのドラムの方が合うんですよね。コージー・のドラムは正確でキレが良すぎて、かえってこの曲をガチガチの固くて面白くない曲にしています。初めて聞いた時はドラマーが違うだけで、ここまで曲の印象が変わるというのが衝撃的でした。

 ちなみに、この違いについて語り会える人を求めて37年間生きていますが、未だに出会ったことがないのが私の人生唯一の心残りです。私が死ぬ前にこの違いについて語り合える人に出あうことが私の夢です。

 ついてでに言うなら、METALLICAの曲もラーズ・ウルリッヒの前のめり地味なモッタリとしたドラムがベストマッチするのであって、これをコージー・パウエルやテリー・ボジオ、サイモン・フィリップス(私が生で見たことあるドラマーの中では最高レベルです)が叩いたってあのかっこよさは出ないんですよね。

 酔っぱらいすぎて何がいいたいのか分からなくなってきましたが、とりあえす"Don't Break Heart Again"のドラはイアン・ペイスに限るとう話でした。
posted by Tets at 00:18| Comment(4) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月22日

Rainbow After A Storm

 やべぇ、"Rainbow After A Storm"がYouTubeにあった。去年、生でこれ聴いたよ。鳥肌立った1曲。最初は若干疑問だったトリプルギターもこの曲では文句なしにハマってる。アルバムバージョンよりもアップテンポでアグレッシブなのも良。

 年齢のこと言いたくないけど、これ54歳の誕生日に歌ってるんですよ。生まれ持った才能もある。でも、大部分は本人の絶え間ぬ節制と鍛錬の賜物だと思う。正に真のプロフェッショナル。これだけでビール3杯はイケるけど、一緒に飲んでくれる人がいないのが寂しい。

posted by Tets at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月08日

Perfect Angel

 今夜も精神が病んでいて眠れません。ここ数日は2〜3時間しか眠れないという日が続いています。精神崩壊です。ゲシュタルト崩壊です。コンスタンチノープルの陥落です。サイゴンのいちばん長い日です。意味わかんないです。とりあえず今日も美しい音楽を聴きながら酒を飲んでいます。飲んでも飲んでも眠れないんですが、どうしたら良いんでしょうかね?

 私はチェ・ゲバラに誓ったんですよ。世界のどこかである不正が誰かに対して犯されたならば、それがどんなものであれ、それを心の底から深く悲しむことのできる人間になると。あっ、これゲバラが子どもたちに宛てた手紙の中の一節です。皆さん知ってますよね?

 でも、現実は金のために魂を売って生きいるんですよ。不正な搾取に加担し、不正義に従順しているわけですよ。不正が行われていても、私は黙って見て見ぬふりをするしかないんです。全ては金のため、生活のためなんです。でも、それは私の良心に反することで、でも他に選択肢はなくて、どうしたら良いのか分からなくて、誰にも相談できなくて、もうどうにもこうにもI can not なんです。

 閑話休題。昨日の続き。最も美しい歌声を持つシンガーと言えば間違いなくミニー・リパートン。彼女のアルバムとそのタイトルトラックに"Perfect Angel"という名をつけたのはかのスティービー・ワンダーだが、その名を名乗ることが許されるのは人類の歴史に於いてミニーただ一人だけと私は信じている。



 人種差別の激しい時代に白人男性と結婚したこと、黒人と言えば皆ブルーズを歌うことが一般的だった時代にどれだけ勧められても「ブルースは悲しい歌。私は幸せだから歌わない」と言ってブルースを歌うことを頑なに拒否したこと、乳がんにかかり乳房の除去手術を受けたことを公表してガン撲滅運動に関わったこと、そのガンが転移して31歳で夭逝したこと。そんな彼女の人生の背景を知らなくても、この歌声を聴いて感動しない人はいないだろう。マライア・キャリーとかセリーヌ・ディオンとか、ただ高い声が出るというだけのシンガーたちとは声の質が決定的に違う。ただ純粋に美しくて優しい。

 ちなみに、この"Lovin' You"は元々は娘のために歌っていた子守唄で、曲の最後で繰り返す「マーヤ」とは最愛の娘の名前です。

 余談ですが、現在その愛娘のマーヤ・ランドルフはシンガーとしてではなくコメディアンとして名を成しています。テレビでおバカな姿を晒す中年オバサンのことを天国のミニーがどう思っているかは分かりませんが、真面目に歌えば母譲りの歌唱力を持っていることがわかります。この動画じゃあまり分からないかもしれませんが・・・。


posted by Tets at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月07日

美しい歌声 美しい音楽

 何年かぶりにFairport Conventionを聴いた。サンディ・デニーの歌声の美しさに涙が出そうになった。酒が進んでヤバイ。今から50年近く前の曲だけど、今テレビで流れているどの曲よりも美しいと思う。醜いばかりの世の中だからこそ彼女の歌声が一層際立つ。

 とりあえず、今度実家に帰ったらFairport Conventionのアルバムを持って来よう。もう5年以上実家には帰ってないけどね。実家に残してきた大量のCDとマンガを整理してくれと親がうるさいんだがずっと無視してる。






 ついでに同じ流れでMellow Candleも貼ってみる。こっちは私的史上最も美しい女性デュエット。そういえば、彼らが発表した唯一のアルバムも実家に置いたままだ。"Messenger Birds"の高音スキャットと





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2017年03月22日

Rock n Roll Music

 中学生の頃、惣領冬実の「3-THREE-」というマンガが私の愛読書だった。私がミニー・リパートンやジャニス・ジョプリンが好きなのもこのマンガの影響なのだが、このマンガの中で「ジョニー・ウィンターのギターよりもチャック・ベリーのギターの方が好きだ」という感じセリフがある。このセリフを始めて見た時の私はジョニー・ウィンターのアルバム(ゴリゴリのロック時代)は持っていたがチャック・ベリーは聴いたことがなかった。そこで早速ベスト盤を買ってきて聴いた。そうしたらすぐにこのセリフの意味が分かった。

 彼がギターを持って歌えばそれは即ちロックンロール。今聴いても素直にカッコいいと思える。つか、これをカッコいいと思えない人とは音楽の話は一生できないと思う。

 R.I.P. Chuck Berry...

posted by Tets at 20:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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